新日常・新生活困窮者

マスクの着用、こまめな手洗い、人同士の距離の確保は、
人類の新型コロナウイルスに対する基本姿勢である。

この一年間、個人の防護用品は、
医療機関と市民の生活必需品になった。

ジンバブエは行動制限をして感染拡大を予防した。首都ハラレで貧困者が最も多いエプワース地区では、クリニックから児童が栄養不良状態にあるという情報が入った。慈済ボランティアは、再び児童に給食提供ができるようになったため、子供たちが食事の前に手を洗えるよう、水と石鹸を用意した。(撮影・Hlengisile Jiyane)

慈済が寄贈した防疫物資は4月中旬に南アフリカに到着した。ヨハネスブルグのネットケア・ミルパーク病院は、慈済ボランティアが外出することで感染するリスクを負わないよう、わざわざ慈済南アフリカ支部へ救護車を差し向け、マスクと防護服を受け取った。(写真の提供・慈済南アフリカ支部)

クアラルンプールの慈済施療センターでは院内感染を防ぐため、待合室の4人がけのベンチを2人がけにし、1メートル以上の間隔を取った。(撮影・何志暐)

新生活困窮者

コロナ禍が世界規模で広がり、各地で異なる苦難が発生している。観光業に携わる人は、ここ暫く生計の見通しが立たず、新たな生活困窮者となっている。都市封鎖と外出禁止措置は中低所得者を飢餓状態寸前にまで陥れた。

マレーシアのマラッカ州は観光業が重要な経済の支えであった。以前、観光スポットのオランダ広場では派手な装飾のトライショー(三輪車)が行き交っていたが、コロナ禍で街道は閑散とし、客が来ない車夫は生活に困窮した。慈済ボランティアは積極的に慰問し、12月から支援を開始した。(撮影・羅秀蓮)

東南アジアでは、ミャンマーの感染者数はフィリピンとインドネシアに次いで多い。ヤンゴン市タケタ地区の違法建築に住む不法労働者世帯は、まるで鳥が草で巣を作るようなホッタテ小屋を建てて暮らしているが、長期のロックダウンで深刻な食糧不足に陥った。慈済はミャンマー政府福利部と合同で初めて、11月に1万5百世帯に米を支援した。(撮影・Yi Mon Than)

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