七月の出来事

07・02

◎ヨーロッパ慈済ボランティアの陳樹微さんと游月英さん、ポーランドオポーレの実業家アンダクさん、陳恵如さん一行は、マウォポルスカ州ミエフフ市クションシュ・ビエルキ町で、ウクライナ難民にプリペイドカードと毛布を配付した。


◎慈済大学看護学科は、「コロナ禍での看護教育と健康ケア工房」と題した活動を催した。オンラインで各国のリモート看護教育の経験及び辺境のリモート看護について報告し合った。台湾、タイ、インドネシア、日本、中国、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、ネパール、マカオなど10の国と地域の1400人余りが参加した。

◎慈済科技大学看護学科と長期介護大学院は「2022健康ケア国際討論会及び論文ポスター展」を行い、健康ケアとハイテクノロジー看護をテーマに、アメリカ、日本及び台湾の学者を招いて、オンラインと会場で交流すると同時に、論文ポスターの展示が行われた。研究成果と実証レポート、テーマの革新性に基づいて厳密にポスターを選出した。討論会には117人が参加した。

07・04

台北慈済病院は政府のコロナ予防措置に併せて、4月14日から自宅療養者ケアセンターを開設すると共に、当月21日から新北市新店区にある集中検疫所を引き継いできた。コロナ禍が落ち着いてくるにつれ、その双方は6月下旬に任務を終えた。その期間中、ケアセンターは衛生局から81、200人余りのケースが寄せられ、実質的に61、400人余を受け入れ、集中検疫所は479人を受け入れた。今日、新北市は任務解除の会議を開くと共に、感謝状を贈った。

07・06

スリランカは経済危機に陥り、物価の上昇と物資不足が深刻になっている。慈済ハンバントタ事務所は6月9日に貧困救済の配付を行った。現地の国立慈済中学の教師と生徒、大愛村の住民、慈済ボランティアなど1032世帯に米とフジマメ、小麦粉、食用油、調味料を届けた。

07・07

慈済基金会と慈済大学・専門学校生青年懇親会は2022年の「Life Make人生メーカー」と題した青年キャンプを催した。北部は7月7日から10日まで板橋静思堂で、南部は8月11日から14日まで高雄静思堂で行われる。35歳以下の大学、専門学校、大学院生及び卒業を控えた高校3年生たちを招いて、自我の探求、人生設計、社会への参与、グローバル市民という4つのテーマの下、影響力のある人生を創出することを啓発するのがねらいである。

07・08

◎慈済基金会は途切れることなくポーランドにいるウクライナ難民ケアを行なっている。本日、ルブリン子どもホスピス(The Little Prince)を訪れ、洗濯機2台と紙おむつ2カ月分を寄贈し、滞在しているウクライナ難民家庭に利用してもらう。また、ポズナンとワルシャワではプリペイドカードを配付した。

◎花蓮慈済病院は慈済大学、慈済科技大学、大林慈済病院、台湾大学などと共に、「慈済と共に産学連携で推進〜研究開発成果発表及び特許マッチングのための会議」を開いた。本日、慈済台北東区連絡所で、オンラインと会場での発表が同時に行われた。特許のポスター展示とテーマ講演によって情報通信技術の応用、看護におけるアイデア技術の応用、新薬の開発、薬物の研究開発サイトなどの成果を報告した。

◎2021年8月12日から花蓮慈済病院と慈済基金会が共同で、花蓮の静思堂に設置していた新型コロナ肺炎のワクチン接種会場を、コロナ禍の落ち着きに伴って撤収し、業務を病院に戻すことにした。これまでに延べ865人の医療スタッフが動員され、延べ112回の接種で27、500人余りが接種を受けた。

07・11

イギリス慈済ボランティアの張堯華さんと楊曉媚さんは、ポーランドシュチェチンのボランティア、オクタナス基金会と共同で11日、270世帯のウクライナ難民に食糧セットを配付した。

07・15

慈済教師懇親会が設立30周年を迎えた。15日から17日まで花蓮静思堂と静思精舎で「教師懇親会フォーラム及び感謝式典」活動が行われ、400人を超える参加者やチームリーダー、裏方人員が参加した。

07・16

◎慈済基金会第13期防災士訓練講座が16日と17日、台中静思堂で開かれ、97人が訓練を終えた。

◎慈済基金会は引き続きポーランドにいるウクライナ難民を支援しており、7月16日からワルシャワ・イエスの聖心教会でデビットカード(ポーランド国内専用、ATMでも使える)の配付を行なった。

07・19

台北慈済病院と中央大学は長期にわたって、医療機材やクラウド医療と癌、AI医療などの領域における発展に協力している。本日、人材育成と先進部門の研究における、共同戦略の覚書を交わした。

07・22

慈済基金会主催「共益のためのグローバルシンポジウム」の第5回が、「現代宗教聖職教育の展望」をテーマに静思精舎で催された。

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