台湾の感染予防に尽力する慈済

緊急支援のために十二の国と地域から慈済ボランティアがポーランドに集まったが、戦争が膠着状態になるにつれ、中長期的な支援計画も展開しなければならなくなった。

薬や食べ物を既にウクライナに送った今、ボランティアは周辺国でも、協力パートナーと共に避難民の心身の支援について話し合い、復興への道を切り開いている。

花蓮県秀林郷で感染者が確認され、数百世帯の住民が自宅療養することになった。慈済基金会は四月十一日、「安心生活ボックス」五百九十三ケースを用意し、住民の生活をサポートした。(写真・陳毅麟)

四月下旬、台北慈警会(慈済警官懇親会)は、最前線にいる警察官たちが治安に当たると同時に身の安全を守れるようにと、簡易検査キットなどの防疫物資を内政部警政署刑事警察局に提供した。(写真・陳美珠)

四月二十四日、宜蘭県政府は慈済宜蘭連絡所にワクチン接種会場を設置した。民衆は健康保険証とワクチン接種済み証明の黄色のカードを持参して、会場で受付けていた。(写真・李世清)

嘉義大林慈済病院は衛生保健署と協力して、四月からクラスター感染が発生した多くの地域に大規模なPCR検査会場を設置した。その会場の一つは幼稚園にあり、看護師らが優しく子供たちをあやしながら、検査を行っていた。(写真提供・大林慈済病院)

(慈済月刊六六七期より)

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