十二月の出来事

12・01

◎慈済基金会は1日に宜蘭県政府と、22日に台中市政府と慈善に関する協力体制の覚書を交わした。その内容は慈善ケアと防災教育、生態系における環境保全、公益人文面での協力である。

◎慈済基金会は「拍手する手で環境保全を!ゴミの分別」と題した国民公益活動において、第5回江蘇慈善賞の「最も影響力のある慈善プロジェクト賞」を獲得した。プロジェクトの責任者である洪維さんが代表で賞を受領した。

◎慈済基金会は中国慈善連合会災害救助委員会の委員として招聘された。任期は3年である。

12・03

3日から6日まで、慈済大学模擬医学センターで模擬手術の授業が行われた。3日に6人の「無言の良師」の起用式を行い、19人の医学生と17人の慈済病院の医師が学習に参加した。そして、7日に送別式、追悼感謝会、入龕式典が行われた。

12・05

慈済基金会の第4回「Fun大きな視野で未来に向かおう!青年公益実践プロジェクト」で、33チームが決勝に進み、5日、新店静思堂で最終選考会と青年公益に関する交流会が開かれた。そして、12日と13日に台北華山1914文化イノベーション産業パークで入選チームが発表され、「第3回青年公益実践プロジェクト成果発表会」が行われた。また、シリーズの座談会では、ソーシャルイノベーション領域で結果を出した青年たちを招いて体験を分かち合った。

12・06

慈済基金会は「5%Design Action社会設計プラットフォーム」と共同で、「大声でエコを呼びかけよう!リサイクルステーションの斬新な設計と実践」活動を始めた。環境に優しいテーマに興味のある設計領域の人を招いて、6日と2021年1月9日に共同で工房を作り、慈済リサイクルステーションの優れた設計案を提出して、2021年1月30日に設計理念の発表会を行い、成果と考え方を交流する。

12・07

インドネシア大学は環境に優しい世界大学ランキング(UIGreen Metric)を主催し、慈済大学は世界で124位、台湾で12位にランクされた。

12・08

◎花蓮慈済病院はフィリピン・カーディナル・サントスメディカルセンターと共同で、「台湾フィリピン新型コロナウイルス肺炎漢方医学オンラインフォーラム」を開き、漢方医学の新型肺炎における成果を発表した。200人近いフィリピンの医師が参加した。

◎慈済基金会は2月に続いて嘉義県政府と、災害支援での協力体制を強化する契約を交わした。8日、当県消防署と防災避難掲示板寄贈の協力に関する覚書を交わした。当県の全18町村の54カ所に防災避難掲示板を設置する工事を2021年に始める。

12・09

10月、ベトナム中部は台風15号と18号などに立て続けに襲われ、洪水被害を出した。慈済ボランティアは11月に視察し、12月9日から13日までハチン省とクヮンビン省で9900世帯に見舞金を配付した。

12・10

11月半ば、台風22号がフィリピンのルソン島を襲い、グレートマニラ地区で水害が発生し、慈済フィリピン支部は支援活動を展開した。11月中にマリキナ市とリザル州サンマテオで被災者雇用による環境清掃活動を行なった後、12月10日と11日に3万8千世帯に見舞金を配付した。また、13日まで世界21の国と地域でフィリピンの台風被災者を支援する愛の募金活動を行った。

12・12

慈済基金会はレバノン・フォートワ・イスラム協会と共同で、今回初めてジャナ地区サンシモンビーチの貧困住民を支援し、12日と13日に450世帯に物資の配付を行った。今回の活動にはトルコの慈済ボランティア3人が国境を越えて参加した。

12・18

◎大愛テレビ局は「熱血若者Keep Going!第3回交流展」を主催した。18日から20日まで華山1914文化イノベーション産業パークで行われ、社会環境に対して理想を持った8組の青年と4人の講師を招いて、「初心に返る」をテーマに、社会的に弱い立場の人へのケアや環境保全などの社会問題に関心を持ち、実際に改善方法を探し出すという体験を分かち合った

◎慈済基金会は中国江蘇省婦女児童福利基金会と協力して、「大愛で手と手を取り合う阜寧県・生活保護世帯の子どもを健康的に成長させるプロジェクト」を始めた。18日、阜寧県益林鎮益北小学校で開始宣言と学費補助式典が行われ、1520人の貧困家庭の学童を支援した。また、学童に読書の習慣を身につけてもらう目的で、「世代に渡って読書する流れを作る」活動を始めた。

12・22

慈済基金会と行政院農業委員会水土保持局は協力体制の覚書を交わした。「防災」、「環境保全」、「地域ボランティア」を軸に、共同で地域の自主防災及び資源の共有などを進める。

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