三月の出来事

03・05

慈済大学医学部2020年度の解剖学科実習課程が終了し、当日、葬式と火葬、追悼式及び入龕式が行われ、12名の無言の良師の遺族に感謝の意を表した。

03・07

慈済基金会は毎年3月、6月、9月の第1週の週末を精進日として、委員になる為の養成講座と委員及び慈誠の為の大規模な勉強会を、台湾全土の拠点で開いている。今年第1回目の精進日であるこの日の勉強会はオンライン方式で行われ、「静思法髄妙蓮華方便品(ほうべんほん)」の解釈、慈済55周年経蔵手話劇の説明会、永続運営に関する報告及び社会的影響力に対する評価報告などという内容だった。

03・09

◎慈済基金会は「普茶(あまねく大衆に茶を供す)活動」チームと協力の覚書を交わし、3月より台湾全土43の慈済拠点で普茶コーナーを設けた。それを機に、大衆になるべくペットボトル入り飲料水を買わず、環境保全を行動に移すよう呼びかけた。このチームはサーキュプラス・スタートアップ・エコシステムグループに属し、情報技術でもって循環経済を後押しし、公益人文に関心を寄せている。

◎花蓮慈済病院骨髄移植ケアチームはこの日、インドネシア慈済病院の骨髄移植主任医師とオンライン会議を開き、骨髄と造血幹細胞移植に関する医療知識を共有した。この研修会は2020年9月22日から毎月1回行われている。

03・10

慈済基金会は台湾水道局と協力の覚書を交わした。双方は国際災害支援での緊急給水と水質浄化技術の慈善支援について、水処理技術における教育訓練、技術コンサルティング、水資源と環境に関する宣伝、人文精神の格上げなどで協力する。

03・15

◎慈済基金会の介護促進センターは、新北市蘆洲区と永和・中和両区の静思堂及び三重志業パークにデイケアセンターを立ち上げた。この日に蘆洲静思堂で合同除幕式が行われた。

◎花蓮玉里慈済病院は開業22周年、台東関山慈済病院は21周年を迎えたことから、この日に記念行事が行われ、医療スタッフと慈済ボランティアの奉仕に感謝した。

03・17

宜蘭県蘇澳鎮の台九線蘇花公路東澳セクションで重大交通事故が発生した。観光バスが山側斜面に衝突して、6人が死亡し、39人が重軽傷を負った。慈済ボランティアは慰問活動を開始し、数チームが事故現場に向かった。ミネラルウォーターを救助人員に提供すると共に、葬儀場での助念(遺族と共に念仏する奉仕)や病院に負傷者を見舞い、緊急慰問金を届けた。

03・18

◎慈済医療財団法人バイオイノベーションセンターと花蓮慈済病院、及び中興大学の技術移転機関である通用幹細胞公司は、神経萎縮治療及び幹細胞製造開発における産学連携の契約を交わした。

◎慈済大学模擬医学センターは18日から21日まで、模擬手術講座を開いた。当日、8名の無言の良師の起用式が行われ、29名の慈済病院の医師と20名の医学生及び22名の花蓮県消防局シニア救急技術員たちが参加して学習した。22日に葬式と追悼式及び入龕式が行われた。

03・19

国連女性の地位委員会は第65回会議を招集し、NGO女性の地位委員会も同時にオンラインによるバーチャル・フォーラムを行なった。慈済基金会は招待を受けて参加し、当日、並行してオンライン会議を主催し、女性から見る水資源及び衛生を護るという議題で討論した。

03・20

慈済骨髄幹細胞センターは桃園静思堂で「ケアチーム国際認証教育訓練」講座を開き、80人のメンバーが参加した。

03・23

慈済基金会の第5期防災士養成プロジェクトにより、23日と24日に花蓮静思堂でセミナーが開かれ、慈済志業体職員と花蓮慈済ボランティアが参加した。

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