能登半島地震 断水しても続ける炊き出し

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能登半島地震 断水しても続ける炊き出し

二○二四年元日の午後、日本の石川県能登半島でマグニチュード七・六の強い地震が発生し、三万棟の家屋の損壊、死者二百三十余人、負傷者千人余りの被害が出た。被災後、住民が最も困っているのは断水で、生活にとても大きな影響をもたらしている。慈済が重点的に支援している穴水町を例にとると、水道管の破損箇所を確認して修理するには、少なくとも一カ月を要する、と吉村光輝町長が説明した。

慈済は一月十三日から穴水総合病院と避難所になっているさわやか交流会館プルートで、住民と医療スタッフ、事務員及び各地から支援に来た人たちに昼食の炊き出しを行った。ボランティアは比較的被害が軽かった中能登町に宿泊しているが、水と食料を持参して、毎日穴水町と往復した。根菜入りの味噌汁、麻婆豆腐、中華丼、すき焼き丼などだが、このようなごく普通の料理も、雪が降る寒い中では、行列ができるほど大人気になるのだ。

(慈済月刊六八七期より)

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