一月の出来事

01・03

ミャンマーの慈済ボランティアは、オッカン県フエ・ナ・ガウィン村のオッカン集会所で、ケア世帯に毛布と衣類を配付すると共に、行動の不自由なお年寄りたちの家を訪れて物資を届けた。全部で19の村の81世帯が冬を過ごすことができる。

01・04

イギリスは新年の前後に続けてサイクロン・ゲリットとヘンクに襲われ、ウスターシャーで大きな水害が起きた。慈済ボランティアは4日に甚大な被害を被ったセバーン・ストークとパウィックなどに向かうと共に、ビュードリーで被災した家々の清掃を手伝った。

01・05

◎能登半島地震災害支援で、慈済日本支部からボランティアの陳金発さん、盧建安さん、池田浩一さん及び清修士の陳量達(思道)さんが、5日と6日に石川県七尾市と鳳珠郡穴水町を訪れて視察した。また、石川県台湾交流促進協会の陳文筆理事長と共に、公立穴水総合病院の島中公志院長及び穴水町の吉村光輝町長を訪ね、現地の被災状況と住民のニーズを聞き取った。

◎慈済ベトナム連絡所は5日から7日まで、ベンチェ省ゾンチョム県とモーカイナム県、モーカイバク県で歳末配付活動を行った。987世帯に米と麺、食用油及び50万ドン(約3000円)の生活補助金を届けると共に、ゾンチョム県で30人に助学金を支給した。

01・06

12月中旬、アメリカ・ニュージャージー州は連日の豪雨で河の堤防が決壊し、パサイク郡で数百世帯が避難を余儀なくされた。慈済ニュージャージー支部は赤十字社の要請を受けて、共同で被災者に関心を寄せた。被災状況を把握した後、本日ウェイン町で配付が行われ、リンカーンパークとリトルフォールズ、ポンプトンレークス等の45世帯の沿岸被災住民にプリペイドカードとエコ毛布などが支給された。

01・09

マレーシア・ジョホール州は連日の豪雨の影響で、数多くの地区で水害が発生した。慈済ジョホールバル支部は9日、イスカンダル・プテリ行政都市避難センター(PPSMPIP)の現地長老であるエン・ハムバリ氏から物資の支援要請を受け、慈済ボランティアは直ちに物資の調達を行い、35世帯にエコ毛布とトイレタリー、寝具、食糧、衛生用品などを配付した。

01・11

慈済日本支部は能登半島地震支援で、石川県鳳珠郡穴水町さわやか交流会館プルートに避難している住民に炊き出しを行った。11日先ず、清修士の陳量達(思道)さんとボランティアの井田龍成さんが石川県に入り、12日に穴水町社会福祉協議会メンバーと関連事項を話し合った他、中能登町に向かい、宮下為幸町長を訪ねた後、町役場職員の案内で宿泊所に向かった。そこで翌日に鳳珠郡穴水町さわやか交流館プルートで行う炊き出しの材料を準備した。13日は東京や大阪から集まった14人のボランティアが会館に避難している住民に炊き出しを行なった。初日に220食分の昼食を提供した。この他、公立穴水総合病院の島中院長は、病院にも避難者がいるので、ボランティアに翌日から病院で温かい食事を提供してほしいと要請し、そのために病院内の厨房と調理器具を使えるように取り計らった。現在の炊き出し予定は13日から29日までの17日間だが、避難所の人数やニーズを見て調整する。

日本産経新聞は、慈済ボランティアが避難所で炊き出しを行っている状況を報道した(写真1、2)。

熱々で盛りだくさんの菜食は住民の心を温めた(写真3 撮影・周利貞)。

NHK仙台支局の記者が炊き出しの状況を取材した。(写真4 撮影・呉恵珍)

01・12

モザンビークは2019年にサイクロン・イダイによって大きな被害を受け、ベイラ市やティカ町などの数多くの学校が損壊した。その後、慈済基金会は23校の再建支援プロジェクトを展開し、本日、ニャマタンダ郡で13校の校舎引渡し式が行われた

01・13

大愛テレビ番組の大愛劇場《捜索者》の出演者である莊岳さんと《早く帰ってきて》の出演者、楊麗音さんが第28回アジアテレビアウォードの最優秀助演男優賞と最優秀助演女優賞を獲得し、本日、ベトナムのホーチミン市で授与式が行われた。

01・14

◎ベトナムの慈済ボランティアは、ビンズオン省ダウティエン県、ベンカト市、トゥーザウモット市などで歳末配付活動を行い、目の不自由な人や枯葉剤被害者の家庭など1500世帯を対象に、補助金と米、麺類、食用油などの物資を配付した。

◎ネパールのロータリークラブが一回目の建築道具50セットを寄付し、慈済基金会仏の国プロジェクトチームメンバーの陳吉民(済連)さんと現地ボランティアのマハスさんが代表で受け取った。その由来は、ロータリークラブ会長と多くのメンバーがマハスさんの講演を聞いたことにある。彼らは、慈済が西部地震の被災地でプレハブ教室の建設を支援した話を聞いて感動し、200セットの調達を決め、本日、その一回目の寄贈が行われた。

01・20

慈済基金会は10日から28日まで、台湾本土、金門、澎湖などで55回の冬季配付活動を行い、27000世帯の社会的弱者に「慈善プリペイドカード」と年越しの物資を配付した。

01・21

慈済日本支部は「令和6年能登半島地震」の被災者を支援するため、本日から26日まで、毎日午後1時から4時半まで街頭募金を行った。初日の募金活動はJR新大久保駅と新宿小田急デパート西口広場で行われ、11万3696円が集った。

    キーワード :