慈済の出来事 12/17-1/22

台湾
Taiwan

●慈済は0121嘉義大埔地震で大きな被害を受けた世帯のために、「大愛の家」を建設しているが、そのうち現地再建の形をとった戸建ての「プレキャスト安心の家」が完成し、台南市楠南区、玉井区、及び左鎮区の6世帯が入居した。また、移転新築とした70戸の集合住宅型仮設住宅は建設中である。(1月3日)

●社会の少子化と高齢化問題に対応して、基隆市で百年の歴史を持つ「私立基隆市光隆高級家事商業職業高校」が形態を変え、基隆顔家が土地を市に寄付し、空いた校舎が高齢者の介護拠点になった。慈済基金会が設立した「慈済光隆デイケアセンター」が認可され、48名の定員で、自立不能や認知症の高齢者をケアする。(1月8日)

●日本の学者、須藤博士が0403花蓮地震における慈済の災害支援活動を取材し、1月号の国際期刊に《Progress in Disaster Science》と題した学術論文を発表する。当研究は慈済の公私の協力と社会のレジリエンスへの貢献を肯定している。

●慈済基金会は台湾全土で56回の冬季配付活動を行っている。約27、000世帯の恵まれない家庭を対象に、旧暦の正月前に祝福ギフトと買い物カードを配付すると共に、年越しの鍋料理を囲む活動を行っている。この他、北部の独居高齢者と高雄の山岳地帯及び金門県の住民に祝福セットを届けている。(1月17日〜2月10日)

アメリカ
USA

●アメリカ・ワシントン州では12月中旬の豪雨で川が氾濫した。慈済は12月18日と19日にサルベーションアーミーという国際的慈善団体と共同で、コンクリート市やスーマス市などの6つの地域でコミュニテイセンターと避難所に食事を提供し、生活物資80セットと第一回の買い物カードの配付を20世帯分行った。1月には恵まれない世帯とへき地に住む被災者を続けてケアする。

●慈済アメリカ総支部文史室は2024年に、全巻22冊のシリーズ作品『慈済アメリカ35周年・家譜』を編纂した。2025年末の統計によると、ハーバード、イェール、プリンストンなどアメリカ有数の7大学の図書館に所蔵されていることがわかった。この作品は、400名以上のボランティアへのインタビューをまとめたもので、アジア系移民のアメリカにおける奉仕と宗教の発展の軌跡を記録しており、華人移民の重要な学術史の文献となっている。

ヨルダン
Jordan

●死海の南端にあるガワー・サフィ地区の3つの学校と児童発達支援センターに保温靴を贈呈し、合計1、000人に届けた。また、600世帯の低所得農家に、収入のない厳しい冬を越せるようにと1カ月分の食糧を配付した。(12月19日〜21日)

モザンビーク
Mozambique

●2025年12月から雨季のピークに入り、連日の大雨で水害が発生した。ソファラ州、マプト州、ガザ州の12万戸余りが甚大な被害をを受けた。マプトの慈済ボランティアは1月13日から現地で調査を行い、以前から冠水しやすい地区を訪問し、20日からは500人余りのボランテイアが参加してマプト市の清掃と被災世帯の見舞いを行い、天気が回復してから食料パックを配付した。

インドネシア
Indonesia

●2025年11月末、スマトラ島で水害が発生すると、慈済は緊急支援を展開し、アチェ州とバダン州の13の県と市の96の拠点で生活物資の配付と共同厨房の建設、重機を利用した環境の清掃、給水拠点の設置などを行うと共に、人医会が12回の施療活動を行って、2795人を診察した。

今回の水害で家を無くした人は23万人に上り、慈済は、アチェ州、西スマトラ州、北スマトラ州の8地区に2500戸の恒久住宅の建設を始めた。それから1カ月も経たない12月21日には、第一期分の600戸余りの起工式が行われた。

ベトナム
Vietnam

●2025年、極端な異常気象が中南部の多くの地区に甚大な水害と土砂災害をもたらした。慈済はゲアン州のルオンミン村とプーロック村で400世帯を対象に歳末の配付活動を行った。そのほか、襄陽村の15戸の住宅が水害で倒壊したため、慈済が引き続き支援している。(1月3日〜4日)

スリランカ
Sri Lanka

●2025年11月末、サイクロン・ディトワによって洪水と地滑りが起き、人口が密集したコロンボで甚大な被害が発生した。慈済は周辺地区のゴタトゥワで大規模な支援活動を行い、1、205の各世帯に米20キロと生活物資を配付した。(1月17日)

フィリピン
Philippines

●慈済フィリピン医療基金会会長のアントニオ・セイ医師がセント・トーマス大学の「2026年優秀医学部卒業生賞」を獲得した。セイ医師はフィリピンの白内障治療に超音波乳化吸引術を導入し、長年、学生たちに呼びかけてへき地での施療を行ってきた。2007年より今日まで慈済眼科センターの先頭に立ち、25、000回の手術を行うと共に、18万人余りの患者に恩恵をもたらし、医学教育と慈善奉仕を融合させて、貧しい環境にある患者たちに光明の希望を与えてきた。(1月17日)

マラウィ
Malawi

●2025年11月から雨季に入り、大雨が1月中旬まで続いて、中部のコタコタと南部のンサンジェ、チクワワ地域で甚大な水害が発生し、3万戸余りが被災した。

ボランティアは、チクワワ地区で現地を調査すると共に、住む所を無くした被災者が集まっている避難キャンプの深刻な物資不足に対応して、2つのキャンプで350世帯に合計300袋のコーンパウダーと350キロの小豆を配付した。

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