一月の出来事

01・01

◎慈済基金会は国連信仰組織評議会(MFAC)の合同主席の一席にノミネートされ、国連多元信仰詰問委員会(IATF)によって任命された。即日に就任し、任期は2年で、慈済アメリカ総支部の曽慈慧執行長がその任を務める。
◎慈済マレーシア支部はペナン州政府、ペナン島市政府、ペナン婦女発展機構などと合作に関する覚書を交わし、共同でタイランプ・コミュニティセンターを立ち上げる。協力期限は3年とし、慈済が運営管理に携わる。
◎マレーシアの首都、クアラルンプールと隣接するセランゴール州で、12月半ばの連日のによる水害が甚大な被害を引き起こした。慈済セランゴール支部は1月1日、慰問金配付活動の準備に入り、11日と13日に先ず、セランゴール地区で被災した警察の人たちに慰問金と毛布を配付し、15日から18日までバンダーサウジャナプトラ、カンポンブキットランチョン、ウルランガットなどで20回余りの活動を行って、6200世帯余りに配付する。
◎大愛テレビ局は放送開始24周年を迎え、慈済人文志業センターで祝賀感謝会が開かれた。

01・02

強い台風22号がフィリピン中部と南部に大きな被害をもたらした。慈済ボランティアは2日から順次、セブ、ボホール、サウスレイテなどの州で緊急支援金及び米などの物資を被災者に配付した。

01・04

慈済第4回目の「印證仏教学講座」が本日、中国北京大学の主催で開かれ、中国社会科学院仏教研究センター主任の魏道儒氏を招いて、「一即一切‥
仏教による中国哲学の豊かさと発展への影響」と題した講演が行われ、慈済大学大学院宗教人文研究科の林安梧教授とハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学孔子学院のホーチンシン教授を招いて対談が行われた。

01・05

慈済基金会は台湾全土での冬季の配付活動において、政府による感染状況の警戒レベル引き上げ措置に合わせることで、歳末食事会を取り止め、各世帯への配付または屋外に拠点を設けて配付する活動に切り替えた。社会的弱者世帯に対して、「慈善物資カード」と様々な年越し用物資を配付すると同時に、着実に防疫するよう呼びかけた。本日より活動を順次、彰化県、台北市、新北市などで行う。

01・06

昨年一年間に慈済基金会は10機のチャーター便を使って順次、酸素濃縮機、酸素製造タンク、呼吸器などの防疫医療物資をネパールに寄贈してコロナ禍に対応した。当国衛生部は本日、特別にオンライン形式の寄贈式典を催し、感謝状を慈済に授与した。

01・07

台湾桃園市内で感染が拡大する中、慈済基金会はケア活動を開始し、2000枚の隔離服と防護フェースシールド1000個、福慧珍粥42箱を桃園国際空港駐在の移民署国境事務チームに届け、当直勤務にあたる人の防疫を支援した。10日には桃園市政府の警察署に医療用マスクと防護フェースシールド及び手袋を届ける。

01・08

慈済基金会は昨年12月にアメリカで発生した竜巻の被災地支援として、台湾から6回に分けて航空便でエコ毛布とマフラー各6000枚を送り、本日、全てが慈済シカゴ支部に到着した。

01・11

慈済基金会は慈済科技大学と共同で、「VO2―菜食オーダープラットフォーム」を立ち上げた。花蓮の菜食レストランと協力してベジタリアン料理のテイクアウトを行うと共に、エコ容器を使って、学校の教職員や学生、志業体の職員にバラエティーな菜食を提供することで、CO2の削減を呼びかけている。本日より試験的に運営が開始された。

01・12

◎台湾はコロナ禍が厳しさを増し、政府は大規模ワクチン接種を推し進めている。慈済基金会は政府の措置に合わせて、桃園市、宜蘭県、基隆市、台中市、新竹市などにある静思堂や支部を接種会場として自治体の衛生局に開放している。本日より桃園市の八徳静思堂と中壢志業パークで運用が始まり、順次他の地方に広げる。
◎慈済基金会が寄贈した、13500箱のジンスー本草漢方薬、7200箱のジンスー本草茶濃縮液、6840個のジンスー本草茶ティーバッグ、15000パックのジンスー五穀パウダーが本日、ラオスに到着し、ボランティアの陳正輝さんが代表でチャンパサク病院に届けた。

01・20

慈済大学の「『生命を護り、人心を安定させる』検査試薬による公共衛生防疫効果」という計画が、「第24回SNQ國家品質標章 醫療関係公益奉仕チーム」の認証を得た。慈済大学は今年この栄誉に輝いた唯一の大学である。

01・23

「2021年慈済委員認証式及び歳末祝福会」が「静思法脈精進道・慈済宗門人間路―菜食で衆生を護って、勤めて福を造り、共に善行して愛を広める信・願・行」というテーマの下に、2021年11月2日から2022年1月23日まで催された。台湾全土で48回行われ、86000人余りが会場で参加すると同時に、オンラインでも参加できるようにした。また、證厳法師は3007名の新任委員と慈誠隊員及び栄董に認証を授けた。

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