二月の出来事

02・02

台東県が池上郷に開設した多元的介護サービスセンターを、慈済医療財団法人が委託を受けて運営管理することになった。本日、花蓮慈済病院の呉彬安(ウー・ビンアン)副院長が代表で出席し、台東県の饒慶齡(ラオ・チンリン)知事と池上郷の張堯城(ジャン・ヤオチョン)郷長の3者が契約を取り交わした。今後、障害者や認知症患者に対する介護を提供する。

02・03

慈済基金会は世界での新型コロナ感染予防措置の一環として送った約10万個のマスク、2万6千セットの手袋が本日、ポルトガル中部のトンデラとヴォウゼーラ、オリベイラデフラデス及びサオペドロドスルの4つの市政府に到着し、現地の住民と社会福祉機構のスタッフを支援する。また、ドイツのハンブルグ市にあるカリタス基金会移動歯科クリニックに9千8百個のマスクと5百セットの手袋、6枚の防護服及び千枚のマフラーを届けた。

02・07

アメリカ、ラスベガスの慈済人医会はトゥーロ大学医学部のボランティアチームと共同で、7日、慈済ラスベガス支部にて地域のアジア系高齢者323人に新型コロナウイルスのワクチン接種を行なった。また、アメリカ慈済医療基金会はアメリカ政府から認可を受けたワクチンを9日から11日まで、カリフォルニア州アルハンブラ市にある慈済医療センターで登録を済ませた資格適合者に接種した。

02・11

静思精舎で、11日(旧暦大晦日)から13日(旧正月2日)まで、オンラインによる新春の挨拶が行われ、37の国と地域から2万2千を超える回線が繋がれた。また、12日(旧正月1日)から19日(旧正月8日)まで、33の国と地域の154の地域道場から5万人を超える人がオンラインで静思精舎と同時に『法華経』を礼拝した。

02・18

アメリカ、テキサス州は2月、寒波に襲われ、低温による発電設備の停止で、各地の自治体は緊急防寒避難所を開設した。慈済ダラス支部は市の緊急要請を受けて、本日、90枚のエコ毛布を民衆に贈った。

02・19

慈済基金会は国や領域を超えたパートナーと共に「グローバル共善学思会」という学術交流のプラットフォームを立ち上げ、「手を携えて世界で善行し、社会責任を果たす」などをテーマにした討論を行う。第1回目の交流は、「宗教NGOによる世界の治世」をテーマに、元智大学社会・政策科学学部の丘昌泰(チウ・チャンタイ)教授と台湾大学政治学部の劉康慧(リウ・カンホェイ)副教授を招いて交流した。今回、討論会に15の国と地域から約千6百人が参加した。

02・22

◎静思弘法チームの徳(ドーファン)師匠と徳澡(ドーザオ)師匠たちが読書会の日程を公表して参加を呼びかける第1回目の活動が本日、花蓮慈済病院で行われた。慈済志業体職員に法脈宗門に関連した書籍を通して、読んだ感想を分かち合い、仏法精神を日常生活に取り入れることを呼びかけるのが目的である。

◎慈済科技大学と慈済基金会は共同で初めて、「防災科技管理実務」講座を開設した。災害の管理と実務、地域防災活動の推進などで、学生が政府内政部の防災士ライセンスを取得して、正しい防災知識と技能を持つことを勧めている。

02・27

慈済基金会と慈済大学は「ノーミート・マーケット」と共催で菜食を呼びかける活動を催した。27日と28日の2日、慈済大学は公益講座や調理法の公開、音楽会及びエコマーケットなどをテーマに、生命に優しい情報と環境を愛護する理念を発信した。

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