六月の出来事

06・01

◎モザンビークのサイクロン・イダイ被害を支援している慈済基金会は2022年4月、ニャマタンダ郡メトゥシラ地区で三つ目の大愛村の起工式を行い、本日、完成した家屋を35世帯に引き渡すと同時に、毛布、マットレスと折畳式テーブル及び衛生用品などの物資を贈った。

◎慈済アメリカ総支部は、中南米から熱帯雨林を経て違法にアメリカに渡って来た、自称「レインフォレストマン」の中華系移民のケアを行なっているが、本日モントレーパーク市で351世帯を対象に、米とパン、まんじゅう、新鮮な野菜や果物などの食糧を配付し、中古の食器類や衣類を必要な人に提供した。

06・05

◎「国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)」補助機関(SBI)による第58回会合が5日から15日まで、ドイツのボンで開かれた。慈済基金会アメリカ総支部の職員、裘曜陽さんとドイツ慈済ボランティアの楊沃福(済洪)さん、林美鳳さんが基金会を代表して出席した。気候変動に関する最新情報を得た他、各国や団体と慈済の環境保全理念及び経験をシェアし、協力パートナーとの関係を強めた。

◎慈済基金会仏国プロジェクトチームはネパール健康・環境・気候変動対策財団(HECAF360)と協力して、本日ルンビニ文化市にあるテルハワコミュニティ学習センターで、7日間の布ナプキン縫製教室を開き、初日15人の女性が参加した。

06・06

災害時物流空輸関係のAirlinkは6日と7日、フィリピンで第一回アジア地区協力パートナー会議を開いた。アジア地区の輸送基準を理解し、災害支援での協力の枠組みを立ち上げると共に、防災や備蓄効果を上げることを目標とした。招かれた慈済基金会からは執行長室グローバル協力事務発展室(GPAD)職員の凃君曄さんと呂芷華さんが代表で出席した。

06・07

フィリピン慈済人医会と慈済ボランティアはボホール州衛生事務所及び教育部医療スタッフと協力して、サグバヤン郡区で歯科の施療を行い、108人の患者が訪れた。

06・08

◎アルゼンチン慈済ボランティアは、リオネグロ州のボルソン病院での手術衣更新の必要性を知り、医療品質の向上のため、本日90枚の手術衣を贈呈した。また、ボランティアはチュバット州ラーゴプエロ消防署の消防車購入を支援し、9日贈呈式が行われた。

◎慈済基金会仏国プロジェクトチームは、インドのシローンジャ村で健康診断活動を計画した。7日にスタッフとして参加する住民20人に、健康診断室で血圧やBMIの測定などを訓練すると共に、健康的な食習慣の宣伝を行った。本日より健康診断が始まり、訓練を受けたスタッフが村民に検査を行い、ボランティアが側で指導した。

06・10

慈済アメリカ総支部はロサンゼルス郡精神保健局(LACDMH)、カリフォルニア精神保健サービス局 (「CalMHSA」) と協力して、アルハンブラのアルマンソール裁判所で「行動による回復力」講座を開き、専門の学者を招いて情緒をコントロールする方法を紹介し、大衆のメンタルヘルス能力の向上を目指した。

06・11

チリ慈済ボランティアはポロヴィデンシア市のカルメラ・カルヴァハル中学校で、今年三回目の冬季配付と眼科の施療活動を行って150世帯を支援した他、42人の学生に視力検査を行った。

06・12

慈済基金会がモザンビークで行っているサイクロンイダイ災害支援プロジェクトのうち、ソファラ州のクーラ、ジョキムマラ、グラサマケルの3つの小学校の支援建設が完了した。本日引き渡し式典が行われ、州知事と教育局長などの来賓が参加してテープカットが行われた。

06・15

◎慈済基金会2023年海外養成委員・慈誠精神研修会が、二回に分かれて花蓮静思堂で行われた。一回目は15日から19日まで、マレーシア、シンガポールから625人が参加した。二回目は21日から25日まで、モザンビーク、ジンバブエ、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、インドネシアなど19の国と地域から588人が参加した。新型コロナの影響で研修会は3年間中止され、海外から台湾に来て認証を受ける夢が叶わなかったため、今回は特別に四回目の認証式典を行い、1034人が證厳法師から委員証を授かった。

◎慈済基金会グローバルボランティア総監督の黃思賢さんと宗教處職工の周利貞さんは、慈済医療財団法人の林俊龍執行長及び花蓮、台北、台中慈済病院のメンバーと共にインドネシアを訪れ、15日から18日まで、「2023年国際人医フォーラム及びインドネシア慈済病院開業式典」が開かれた。

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