七月の出来事

07・01

慈済カナダ支部は現地の建国記念日に合わせた街道の清掃活動を行った。バンクーバー、バーナビー、サレー、リッチモンド、コキットラムなどの地区で、慈済ボランティアが同時にビーチやコミュニティーを清掃すると共に、住民に菜食で炭素を削減する環境保全の理念を説明した。150人余りが活動に参加した。

07・02

チリの慈済ボランティアは、当国のインフレの影響で生活が困窮した民衆を気遣った。本日ラピンタナ市のホルジ・ヒューニス・ゼガース多目的教育センターで、150世帯の貧困家庭の学生を対象に、貧困救済の配付をすると共に、眼科の施療が行われ、一人ひとりに合った眼鏡を提供した。

07・05

慈済基金会とファミリーマートは「企業共善協力合意書」にサインし、緊急災害支援や公益慈善とその価値の提唱など3つの項目で協力していく。

07・07

◎慈済基金会仏国プロジェクトチームは、インド・スジャータ村のコロニー通りにリサイクル拠点を設け、本日、資源の回収を呼び掛ける活動を行った。プラスチックの削減、資源の循環再利用の理念を約100人の村人に説明した。8日に第一回リサイクルデーを催して、村人に清潔な環境を呼び掛けた。

◎慈済基金会は引き続きポーランド・ルブリンのカリタス基金会と協力関係にある。本日、身体障碍者や慢性疾患患者及び60歳以上のウクライナ難民に対し、211人分の生活物資パックを提供した。中には食用油、麺類、卵、野菜、果物及びジンスービスケットが入っている。

07・08

◎南アフリカの慈済ボランティアはハウテン州プリムローズで冬季の配付活動を行った。850のケア世帯に塩、花豆、トウモロコシ粉及び衣類など生活物資を配付した。

◎慈済チリ連絡所は、長期的にマクル市にある老人ホームを世話してきたが、新型コロナが落ち着いてきたことで、今年、中断していた訪問を再開した。ボランティアは4年間の中断の後、本日、お年寄りたちと再会すると共に、食糧や毛帽子、マフラーなどの物資を贈り、ホーム側に暖房経費を提供した。

07・10

慈済基金会仏国プロジェクトチームとネパール国際仏教協会は合同で本日、ランビニ施療センターで患者とその家族及び貧しい民衆に炊き出しを行い、初日に40人分を配付した。

07・13

◎モザンビーク・マプトの慈済ボランティアは、マトラのAとCコミュニティーで約350人のお年寄りに昼の炊き出しを行った。

◎慈済アメリカ総支部第一回「アメリカ慈済青年公益イノベーションチャレンジ」活動を2023年1月に始動した。気候変動と持続的発展などのテーマにおいて、青年たちに行動方法を提案してもらうのが目的である。入賞した5チームが本日から16日まで、サンディマス志業パークで訓練キャンプが行われ、指導講師が若い世代の創作能力と実行力を培った。

07・16

慈済基金会が共同主催している「第一回菜食カップ・雲林菜食マラソン大会」が16日、古坑グリーントンネル公園で催された。慈済ボランティアが菜食の補給品を提供したが、木の葉っぱを使い捨て容器の代わりに使用して、菜食と炭素の削減、ゴミを残さない飲食理念を訴えた。3000人余りが参加した。

07・18

◎7月初め、グアテマラで連日午後に大雨が降り、一部の山岳地帯で土石流が起きて、湖の水位が急上昇した。慈済ボランティアはアマティトラン市ラバルカ村が甚大な被害を被ったとの情報を得て、13日に被害調査に向かい、支援の必要性を了解した。本日、被災者に毛布とガスコンロ、ガスボンベ、ジンスー福慧ベッドなどの物資を配付すると共に、緊急見舞金を届けた。

◎慈済基金会と世界台湾ビジネス連合総支部は、慈済人文志業センターで、協力関係を結ぶ覚書を交わすと共に、寄付金の受け渡し式を行った。当総支部の寄付金1927万1294元は、慈済の「大愛共善・苦難を取り除く」募金基金に入れられ、共同でトルコ南部地震の重大被災地支援に充てられる。

07・21

「2023アジア太平洋サステナブル博覧会」が21日から23日まで台北ワールドトレードセンターで開かれた。慈済基金会の参加は二年目で、「自然との共生・持続可能な共栄」というテーマの下に、慈済の四大志業、八大足跡における環境保全、社会的責任、企業ガバナンスの推進とその成果を報告した。また、「エコな補助用具によるサステナブル慈善の証明」部門でSDG3健康と福祉、「環境防災教育ゲームチャレンジ」部門でSDG4教育品質、「VO2を注文してCO2を削減」部門でSDG12責任を持った消費と生産など3つの金賞を獲得した。

07・28

慈済基金会「マンナハイの約束」と題した、シリア難民学生中国語伴走学習プロジェクトの第四段階は、台湾大学が付き添うことになり、トルコ・マンナハイ国際学校と交流した。一回目のチームは15人の大学生が、7月26日と27日に桃園静思堂で出国前の講座を受け、28日にトルコ・イスタンブールに向けて出発し、29日と30日に中国語キャンプが催される。そして、31日から7日間中国語講座が開かれると同時に、家庭訪問と物資の配付などが行われ、8月6日に帰国して日程を終える。

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