八月の出来事

08・02

慈済アメリカ総支部は、6月から南カリフォルニアの善意の人たちと協力して、中南米からの華人系不法移民の世話を開始した。本日、モントレーパーク市で三回目の配付活動を行い、300セット余りの野菜や果物及びおむつ、ベビー用衣類などを用意し、必要なものを持ち帰ってもらった。

08・03

慈済基金会「第八回グローバル共善学習思考会議」が、「正義の経済と持続可能な環境」のテーマの下に、新店静思堂で開かれた。タン・プライズの持続可能な発展賞を獲得した、コロンビア大学SDGsセンターの主任で、国連SDGNの主席でもあるジェフリー・サクス氏を招いて講演が行われた。

08・04

慈済アメリカ・ダラス支部は、弱者家庭の学生を支援する「ダラス市長登校日活動に参加した。今回の参加は二十回目で、本日、30人のボランティアを動員して、2000着余りの制服を配付した。

08・05

◎慈済インドネシア支部はジャカルタ州政府と共に、ノースジャカルタなど5つの行政都市で貧困者向けの支援建設プロジェクトに参加する。本日、ジャカルタ州のヘル代理知事と慈済インドネシア支部の郭再源副執行長及びジャカルタのボランティアが、ウェスト・ジャカルタのパルメラ地区を訪れ、弱者家庭にニーズの聞き取りを行なった。

◎慈済基金会宗教所職員の王姵文(明智)さんたちは、ドミニカ共和国での支部の活動を支援した。本日、現地ボランティアと共に、デセオス・ソンリサス基金会と協力して、モンテ・プラタ州のインディオ居住区を訪れ、子供たちへの歯科施療を行うと共に、学用品を160人の学童に配付した。

08・08

證厳法師はドミニカ共和国ラロマナ市政府から「シティーキー」を授与された。同市は、法師が貧しい人たちに関心を寄せ、貧困生活から抜け出させるために、ゴミ山に住んでいた子供たちに教育を受けさせ、慈善ケアを行なったり、学校の建設を支援したことに対して感謝の意を表した。アメリカ慈済ボランティアの林玉娥(慮瑢)さんが代表で賞を受け取った。

08・11

慈済アメリカ・オースティン連絡所は「幸福な学校」プロジェクトで、長年にわたり新年度に、オーバートン小学校の低所得者家庭の児童に、カバンなどの学用品を提供してきた。本日もその寄贈が行われ、学校のスタッフが代表で受け取った。

08・12

ミャンマーの慈済ボランティアは、雨季の影響を受けたヤンゴン州オーガン町の15の米貯金をしている村を見舞った。本日から9月3日まで7回に分けて、969世帯に米と食用油などの物資を届けると共に、家庭訪問を行なった。

08・13

◎アメリカ・フロリダ州パインアイランドのパームストレーラー居住地区が、2022年9月にハリケーンイアンによって大きな被害を被った。マイアミの慈済ボランティアが慰問活動を続けており、本日、再び現地を訪れて、緊急支援を必要としている6世帯に被災補助金の申請と日用品の買付を手伝った。

◎慈済アメリカ総支部は、「歯科助手とボランティアの養成講座」を開催し、感染コントロール、法律、歯科施療の流れなどについて説明すると共に、機器の消毒などの実地作業も行なった。講座に参加した人は、その後に予定されている施療活動に参加応募して実習することができる。

08・14

第9回世界宗教会議が14日から18日まで、アメリカ・シカゴ市で開かれた。慈済基金会は役員の資格で企画に参加した。16の重要議題と座談会を主催したり、参加して、10余りのテーマで講演した。静思精舎から3人の師父と数多くの基金会の主任や職員たちで構成されたチームが参加し、アメリカ総支部とシカゴ支部の職員やボランティアたちも出席した。

08・15

慈済モザンビーク連絡所は、エイズに感染している子供たちの家庭に対して、五穀粉で栄養をつけるプロジェクトを展開している。本日、第二ステージの三回目の配付が行われ、一世帯当たり2パックの五穀粉と2袋の米及び豆が72人の子供を対象に提供された。

08・16

8月8日、アメリカ・ハワイのマウイ島で重大な山火事が発生し、数千人の住民が避難すると同時に、死者が100人を超えた。慈済ハワイ支部のボランティア一行3人は16日、被災状況の調査のため、オアフ島を出発し、赤十字社など救済団体のスタッフと災害支援に関して話し合った。

08・18

フィリピンの慈済ボランティア一行31人は、18日から21日まで、カガヤン州に赴いて、今年第5号の台風トクスリで大きな被害を被ったサンチェス・ミラ市の9つの村とアブルグ市の1つの村で、家庭訪問と配付を行なった。

08・19

エクアドル・マナビ州ポートヴィエホ・ピスロイ地区の慈済コミュニティーボランティアと修道女、現地志願者たちは一緒に、168人の学童に勉強の指導を行っている。

08・21

日々、アメリカ・ハワイ州のマウイ島被災者を気にかけている證厳法師は、本日9時45分に、ハワイの慈済ボランティアである范峰(濟榮)さんと蕭鳳英(慈光)さんたちにオンラインで、「被災地では視察に安全を確保し、支援とケアが被災者の心まで届くようにしなさい。被災者は全てを無くしているのですから、過渡期を過ごせるよう、精一杯支援してやってください。本部は徹底してサポートしますから」と言って聞かせた。

    キーワード :