慈済の出来事 3/25-4/24

台湾
Taiwan

●大愛テレビの5つの番組が第58回ヒューストン国際映画祭で入選した:『象と綱引きをした人』、『異常・巨大な変化』、『不完全の中の美』、『願望の重さ』、『痕跡探し・成仏への道』。授賞式は5月に開催の予定。(4月14日)

タイ
Thailand

●3月28日、ミャンマー大地震の影響で、首都バンコックで建設中の会計検査院ビルが倒壊し、多数の死傷者と行方不明者が出た。慈済タイ支部は北京平瀾公益基金会香港チームと協力して、3月29日から災害救助の現場で通訳として協力すると共に、当機構のニーズに応えて、50個の遺体袋を提供した。

ミャンマー
Myanmar

●3月28日12時50分、マグニチュード8・2の地震が発生し、震源地はザガイン州に近く、近隣のマンダレーは甚大な被害を被った。死者は3千6百人余り、負傷者4千8百人、約20万人が住む場所を失った。

・現地の慈済ボランティアは被災地に入り、福慧ベッド、蚊帳、ゴザ、飲料水、米、食用油、衛生用品、医療用品、ソーラー照明、緊急支援金などを配付した。また、「仕事を与えて支援に替える」方式で、17カ所に仮設住宅を建て、僧侶と被災者、消防隊員に提供した。

・マレーシアと台湾のボランティアが福慧ベッドなどの物資を梱包して空輸した。世界22の国と地域の慈済人が愛の募金活動を展開した。

4月4日、慈済ヤンゴン連絡所から輸送された福慧ベッドがマンダレーの被災地に到着した。(撮影・陳勇華)

福慧ベッドが救助隊員と病院に優先的に提供されて、マンダレー整形外科病院の臨時入院区域では、人々が地べたで過ごさなくてもよくなった。(撮影・陳勇華)

日本
Japan

●岩手県大船渡市で森林火災が発生した。2千9百ヘクタールが焼失し、4千人余りが家をなくし、30年来最も大きな森林火災災害となった。慈済ボランティアは三陸公民館で、見舞金及び毛布、ショールを65世帯の193人に配付した。(4月5日〜6日)

岩手県の森林火災被災者を支援。慈済は4月5日から6日にかけて大船渡市で見舞金を配付して、被災者の心の傷を癒した。(撮影・洪秀瑩)

マラウイ
Malawi

●3月12日、サイクロンが南部を襲い、洪水で農作物や家畜が流された。2万1千人以上が被災し、1万人が避難した。ボランティアは3月13日から19日にかけて、ブランタイア市の20の部落で被害調査を行った。3月30日から4月1日まで、当地区以外の9つの甚大被災地区に調査を広げ、28の部落の避難所を視察した。食料と、蚊帳、浄水剤など伝染病予防物資を配付した。

マダガスカル
Madagascar

●サイクロンジュードが2度上陸し、3月15日、2度目に南部を襲い、1万人余りが避難した。ボランティアは5回に分けて、1200世帯余りに対して被害調査と配付を行った。(3月16日〜4月5日)

モザンビーク
Republic of Mozambique

●サイクロンがナンプラ州に被害をもたらした。ボランティアは3月20日から4月2日にかけて災害視察を行い、4月17日から7013世帯にトウモロコシ粉、豆、ピーナッツ、食塩など全部で36キロの食料と共に、国連世界食料計画(WFP)の米と豆、食用油などを配付した。(4月17日〜22日)

マレーシア
Malaysia

●セランゴール州スパン・ジャヤ市プトラハイツで、4月1日、天然ガスの輸送パイプが爆発して火災が起き、近くの住民数百世帯が巻き込まれた。慈済セランゴール支部は、緊急災害支援を展開し、避難所で慰問を行うと同時に、人医会の医師が診察と鍼灸を行った。13日に甚大被災地区に入って被災者リストを作成し、20日に260世帯に買い物カードを配付し、551世帯に安心祝福セットを届けた。(4月1日)

スペイン
Spain

●2024年10月末、バレンシア州の5つの町が洪水で大きな被害を受けた。ヨーロッパの慈済ボランティアは今年1月末に被害調査を行い、3月半ばから4月にかけて再度、甚大被災地区を視察し、被災世帯に差し迫った経済面での支援が受けられるよう、政府機関と配付活動に関して話し合った。

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