二月の出来事

02・01

◎静思精舎は2月1日から8日(旧暦正月1日から8日)まで、オンラインで新春の《法華経》勉強会を催し、世界32の国と地域の101の地域道場で延べ53000人余りが参加した。また、1日から3日までの夜間に偈文《懺悔文》の朗唱が行われ、16の国と地域の7つの地域道場で延べ2500人余りが参加した。


◎慈済大学とマレーシアのトゥンク・アブドゥル・ラーマン大学は、「ムークス(MOOCs)講座共同著作権」を継続することで契約を取り交わした。慈済大学が作成した「永続的惑星の観察〜エコな生活環境を作る」という講座は、即日よりラーマン大学のInspire@Learningムークスのプラットフォームにアップロードされた。

02・07

慈済カナダ・ノーストロント連絡所はマーカムスタフビル病院と5年間にわたり、5万カナダドルを寄付するプロジェクトで契約を交わした。医療用設備の購入を支援し、地域医療の能力を発揮させるためのものである。本日、ボランティアが1万ドルの小切手を贈与した。

02・09

慈済雲林連絡所は雲林県政府が推し進めている「持続可能な新生活のための活動」への参加要請を受けて、大衆に節水と資源の回収、植物性天然酵素の製造など低炭素生活様式の概念と方法を宣伝した。

02・13

慈済医療財団法人は「病院連携による臨床科統合プロジェクト」を起動した。花蓮、台北、台中、大林慈済病院は26の臨床医療科のベテラン医師がそれぞれ発起人となって、4つの病院の臨床科主治医を招いて、連携臨床サービスと医学実習生の教育、当直医の訓練、教育手引書の編集及び研究プロジェクトの推進などを行う。本日、チームが證厳法師に統合プロジェクトの内容を説明し、法師から各発起人に任命状が手渡された。

02・15

◎慈済大学付属高校は中学部の成績の良くない生徒や経済的に貧困な生徒を支援して、勉強意欲と成績の向上を図る。また、大学生ボランティアに奉仕する機会、教師を目指す学生に実習の機会を与え、慈済大学と協力して「心光天使クラス」と題した夜間の補習プロジェクトを打ち出した。中学3年生クラスが本日より開講した。


◎慈済基金会は国立科学工芸博物館と協力して、「SAY夜市・『直感×科学×推理』確率特別展」を催す。本日、台南静思堂で開かれ、台湾の夜市を模倣した様々なゲーム機械を通して、大衆に基礎的な演算や公式による推論といった数学の能力を身に付けてもらうのが目的である。8月31日まで開かれている。

02・16

◎慈済基金会執行長室付属のグローバル協力事務発展室は、「国際青年リーダー養成プロジェクト」を展開する。本日より3月31日まで応募者を募り、合格した10人には半年間の養成講座を経た後、将来、本基金会が国連の会議や国際人道支援プロジェクトに参加する際の費用を支援する。


◎慈済エコ補助具プラットフォームは政府の衛生福利部所属の澎湖病院から補助具の支援要請を受けた。直ちに台北市、新北市、南投県、新竹市などの補助具プラットフォームから病床、便座椅子、歩行器など約80点が寄せられ、慈済ボランティアが寄付した14台の車椅子と合わせて、1月下旬に澎湖島に送られた。本日、その寄贈式典が行われた。

02・19

◎慈済「印證仏教学講座」の第6回がアメリカ・プリンストン大学の主催で開かれ、ハーバード大学宗教及びインド哲学部のパティル教授が「哲学と哲学者及び仏教論蔵文献」と題した講演を行った。


◎慈済基金会第9回防災士養成プロジェクトの講座が、19日と20日に高雄静思堂で開かれ、2クラスで合計97人が参加し、終了書を受け取った。

02・21

1月中旬、トンガ王国で海底火山が爆発し、津波の発生と共に火山灰が農地を覆い、飲料用水が汚染され、民生物資が不足した。慈済ニュージーランド支部はトンガからの支援要請を受けて、小麦粉、オートミール、砂糖、油、缶詰などの物資を寄贈した。2月初めにオークランドから船便でトンガに送られ、本日、50人に配付された。

02・23

台北、台中、花蓮の慈済病院は、衛生福利部の「COVIDー19回復患者用外来及び往診統合医療プロジェクト」に呼応して、複数の診療科を統合した外来受診を開始し、COVIDー19急性感染後症候群による心身の治療を提供している。

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