(慈済台南善化連絡処ワクチン接種会場)
新型コロナウイルスの感染警戒レベル3が四度延長された。
感染予防は日常生活に浸透したが、経済活動が制限されたため、多くの家庭が苦境に陥っている。
一本の電話が、家庭の危機を救う。一本のワクチンのため、医療スタッフは仕事を続ける。一人一人が自分を律し、互いに支え合いながら、コロナ禍を乗り切る。
山間部にある台南南化中学校では、教師と慈済ボランティアが「安心生活ボックス」と「健康野菜果物ボックス」、そして白米を学生たちの自宅に届けた。六月末、慈済は各業界と協力して栄養救済計画を開始した。七月から八月にわたる夏休み期間、十四の県と市に住む児童を抱える四万世帯以上の生活困窮家庭が、主食となる食材や新鮮な野菜と果物を受け取った。
(慈済月刊六五七期より)