共に大愛を携え、福を造り、善行する

新型コロナウイルス感染症は全人類の日常生活を変えた。国境を跨ぐ慈善組織である慈済は、今までになかった形態の支援を行なっている。以前の地域性天災の支援と異なり、今回の防疫災害支援は正に地球規模の活動であり、支援をした国と地域は五大州に及んでいる。

台湾の慈済は、医療最前線の防疫と地域社会の慈善活動を続けている。海外の慈済拠点は花蓮本部と緊密に連絡を取り、貴重な防疫物資を転送したりして、社会の弱者である貧困者や難民を支援している。交通網が途絶えても、目に見えない心を通わせている。オンライン勉強会や心を募る活動、善行の勧め、菜食の呼びかけなど、最も困難な時期に、共に大愛を携えている。

慈済は海外のボランティアを通じて各国の資源を使い、台湾を含めた85の国と地域から、27項目の防疫物資を35の国と地域の貧困者、延べ103萬世帯の432萬人に届けた。

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