世界に目を向ける

パキス夕ン
世紀の洪水被害  三万世帯に生きる望みをつなげる

文と写真の提供・慈済基金会

パキス夕ンは世紀の気候災害を経験した。二〇二二年六月から豪雨が続き、水害が三カ月間あまりに及んだ。三千三百万人以上が影響を受け、八百万人が住む場所を失った。慈済は六つのNGOと協力して、二〇二二年十月末に重被災地で物質の配付を展開した。物資セットには小麦粉、米、レンズ豆、ヒヨコマメ、蚊帳、浄水タブレットなどが入っており、その重さは三十キロに達した。今年一月初めの総計によると、三万千八十八世帯の二十二万人超に配付された。 

協力パートナーの一つであるマディーナ・イスラム研究センターのスタッフは、水の中を歩いて、支援を必要とする村(写真上)を視察した。パキス夕ンで最も歴史のあるシルカット・ガー女性情報センターは、支援物資をシンド州とバロチスタン州の五県に送り、弱い立場の女性たちや心身障害者世帯を支援した(前ページ写真))。

(編集・王瀅琇、袁淑珍、曽千瑜、呉秀玲)

台湾
池上地震 鉄骨構造の安心住宅に入居

文・張麗雲 (台中慈済ボランティア)
撮影・楊凱誠(台中慈済ボランティア)

旧暦の春節前、慈済ボランティアは道中、花蓮県玉里鎭の鉄骨構造の「安心住宅」の入居者に引っ越し祝いを届けた。林お爺さん(上)は玄関先で、来客を楽しみに待ち、村長は長い爆竹を鳴らして、新居祝いをした(次のページ写真)。

 九一八池上地震の後、慈済は花蓮・台東地域で、百九十六棟の家屋を修繕した。その中でひどく損壊した七軒について、取り壊して元の場所に新しく鉄骨構造の「安心住宅」を支援建設し、一月十七日にその寄贈式が行われた。軽くて耐震性があって、防寒と断熱に優れた鉄骨構造の「安心住宅」は、各世帯のニーズに従って、異なった間取りになっており、慈済が初めて台湾で建てたものである。

(慈済月刊六七七期より)

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