四月の出来事

04・01

「植境複合式概念館」がオープンした。中にはレストラン、スーパーマーケット、静思書軒、料理教室、ベーカリー工房及び展示スペースなどがある。「植境」は慈済基金会が助成しているニューブランドで、菜食することで炭素の排出削減を呼びかけ、永続的に地球環境を守り、若者を育むプロジェクトを実践したものである。

04・05

チリの慈済ボランティアは、サマリターノ高齢者養護ホームで食事の支援している。本日、約400キロの物資を寄贈すると共に、揚げたての菜食春巻を入居者たちに食べてもらった。

04・08

◎慈済アメリカ総支部は本日、サン・ディマス志業パークで、「アースデイ・カーニバルと一日出店」を催した。26社が出店し酵素、有機野菜など環境に優しい商品を販売した。また、菜食料理や有機肥料の作り方を教える活動も行われ、慈済の環境保全と炭素の排出削減、菜食することで生命を守る理念を伝えた。300人余りが参加した。

◎慈済ネパール志業発展ケアチームはルンビニ仏教大学で、第一回見習いボランティアの養成講座を開講し、51人が出席した。そのうちの21人は慈青で、9人が新しく入ったボランティアである。講座のテーマは「慈善と医療」で、労働で支援に替える活動を経験したボランティアが慈善活動に参加した感想を分かち合った他、静思精舎の德涵師父がオンラインで参加者を激励した。

◎ポーランド・ポツナンの慈済ボランティアチームは、低所得のウクライナ人家庭のために、無償の散髪とメイキャップ活動を行った。32人のボランティアが63人の子供を散髪し、36人にメイキャップや美髪を施した。また、286人の子供がイースターのプレゼントを受け取った。

◎慈済カンボジア連絡所はプノンペン・ダンコールゴミ埋立場で、廃棄物を拾って生計を立てている家庭に対して、今年二回目の配付活動を行い、米と食用油、麺などの物資を291世帯に配付した。一方、住民は竹筒貯金で集めた58万5千リエル(19000円強)を寄付した。今回の活動はTYDA医師チーム、プノンペン青年団(UYFC)及び首都のロータリークラブが共同で行ったものである。

◎インドネシア慈済ボランティアは西ジャワ州ベカシ県チカランに向かい、デサ・カラン・バル村のサリプトラ学校とチカラン役場で、弱者世帯を対象に、10キロの米と20パックの大愛即席麺が入ったラマダン明けのプレゼント1000セットが配付された。


04・09

慈済基金会とBoniO公司が共同で主催している「PaGamO環境保全防災勇士PK合戦」という電子競技の第二回大会が行われ、初戦も含めて約10万人が参加した。本日、台湾、シンガポール、アメリカ、カナダ、マレーシア、インドネシア等6カ国から400人を超える選手が参加して、オンラインで国際カップグローバル決勝戦が行われた。

04・11

慈済基金会台湾環境保全志業社会影響力評価(SROI)の分析報告書がイギリス国際社会価値の審査を通り、正式にデータベースに載せられ、世界中で見ることができるようになった。

04・12

イギリス・エディンバラの慈済ボランティアは6日と12日、サンドイッチと炊き出しでホームレスたちを見舞ったが、彼らはトルコ地震のための募金に呼応した。また、ロンドンの慈済ボランティアは本日、チャリングクロス駅界隈で、ホームレスを見舞い、炊き出しを行った。

04・13

慈済フィリピン支部はフィリピン理工大学(PUP)と協力の覚書を交わした。学業を助ける奨学金の提供、環境開発プロジェクトの推進、OJT及び知識の共有プラットフォームの提供などで、貧しい家庭の子供たちが学業を終えられるよう支援するものである。

04・15

慈済アメリカ・ノースカリフォルニア支部は3月半ばに、大気の川で堤防が決壊したパジェロ河沿いの被災住民を見舞うと同時に、被災者リストを作成した。今日、43世帯を対象に配付が行われ、16日には被災者たちと慰問を兼ねて、カフェで交流した。

04・18

◎日本宮城県東松島市の高橋宗也氏、気仙沼市の畠山和純氏及び守屋守武氏、多賀城市の伏谷修一氏、塩竈市の柏佑賢氏ら5人の議員が慈済を訪れた。先ず、執行長チームと座談し、意見交換をした後、證厳法師に会い、慈済が東日本大地震で被災者へ関心を寄せ、義援金を配付したことに対して感謝の意を表した。

◎慈済基金会はウクライナ難民支援を続けている。本日よりポーランド・ポズナンでポーランド語による医学講座を開設した。ウクライナ人医療スタッフはポーランドの医学知識や技能、語学を学ぶことで、ポーランド政府の認可を得て、医療行為のライセンスを取得することができ、5年間合法的に医療に従事することができる。講座開設の発表を受けて、50数人のウクライナ人医療スタッフが応募した。

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