慈済の出来事 11/15-12/21

11/15-12/21

台湾
Taiwan

●慈済基金会の「慈済青年学習伴走プロジェクト社会的包摂と国際交流を進める」が認められ、GCSAグローバル企業サステナブル賞」における「社会的包摂部門・社会的包摂リーダー賞」を獲得した。(11月20日)

●第29回アジアテレビ大賞の受賞式典がインドネシアのジャカルタで催され、大愛テレビの大愛劇場『打怪任務』に出演している女優の黃瀞怡さんがベストサポート・アクトレス賞を獲得した。(11月30日)

●慈済基金会介護推進センターの「台湾全土の独居高齢者をケアする」活動が6年目に入った。台湾全土18の慈済在宅ケア機構の訪問ケアチームは、慰問でケア世帯の家を訪れると共に、介護センターのお年寄りたちが手編みした「毛糸の帽子とマフラーセット」を寄贈した。(12月6日)

●慈済基金会は、経済部中小及びイノベーション企業署の「2024年Buying Power社会でのイノベーション製品及び調達サービスの奨励」における調達部門の金賞と多元的呼応賞の2項目を獲得する栄誉に輝いた。(12月6日)

●第17回TCSA台湾企業サステナブルアワォードで、『慈済基金会2022~2023年サステナブル報告書』が企業サステナブル報告賞における最高栄誉のプラチナ賞を獲得した。それは、NGOと政府関係で唯一のプラチナ賞である。(12月11日)

●慈済は慈善、医療、教育志業において国立中正大学と協力の覚書を交わした。学術研究と実務応用、教育資源の面で協力と支援を強化し、優秀な人材の育成に力を入れる。(12月12日)

●慈済が2015年にトルコで創設したマンナハイ国際学校は間もなく10周年を迎える。延べ30万人以上の難民の子供に付き添い、卒業生はアメリカ教育部とトルコ政府の認証を受けている。学生が『コーラン経』と『静思語』を基にして描いた53枚の絵画が、慈済人文志業センターに展示されている。(12月15日〜2025年2月6日)

●台中大肚区にあるスーパーマーケットチェーンの倉庫工事現場で火災が発生し、9人が亡くなった。龍井、清水、沙鹿、梧棲の慈済はボランティアを動員して、捜索人員を支援した。寒い天気を考慮して、警察や消防隊員に生姜茶などの温かい飲み物や食事を提供した他、福慧ベッドと毛布を準備し、百人ほどの救助人員が交代で休息が取れるようにした。犠牲者の遺体が火事現場から運び出された時、ボランティアたちが家族に付き添った。(12月19日)

ミャンマー
Myanmar

●9月初め、全国64の町や村が台風ヤギによって甚大な被害を被った。慈済は9月28日から10月2日まで、激甚被災地の一つである首都ネピドーで被害の視察を行い、デゴン郡で二段階に分けて支援活動を展開した。「仕事を与えて支援に代える」方式による村の清掃活動には、延べ6917人が参加した。また、33軒の建設支援や家屋の修繕、2520メートルもの村と外部を結ぶ主要連絡道路の修理の他、307世帯に見舞金、1203人の学童に文房具及び食糧、種子、炊き出し、台所用品、学校のパソコン設備などを提供した。支援は15の村の2355世帯に及んだ。(10月7日〜27日、11月15日〜25日)

アゼルバイジャン
Republic of Azerbaijan

●慈済基金会の代表者らが、アゼルバイジャンの首都バクーで開かれた、国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)に出席し、サイドフォーラムに参加する他、各組織と交流した。(11月11日〜22日)

フィリピン
Philippines

●ルソン島北部のカガヤン州は、11月たて続けに6つの台風に襲われ、5万世帯余りが被災した。ボランティアは500キロ離れた激甚被災地に到着し、5日間で4450世帯に米と生活物資を配付する他、家屋が全壊した93世帯の建材費を補助した。(11月20日〜23日)

カナダ
Canada

●トロントゴールドスター・シルバー世代ビレッジに、慈済中医診療センターがオープンした。現地の養護ホーム内に設立された初めての中医診療所で、高齢者と地域住民をケアしている。(11月28日)

マレーシア
Malaysia

●11月28日、全国で豪雨による被害が発生し、15万人余りが緊急避難する、この10年近くで最も酷い水害となった。激甚被災地のケランタン州とトレンガヌ州、ケダ州で、慈済ボランティアは政府が設置した避難所と被災者を受け入れている寺院を訪れて慰問した。毛布約3500枚、福慧ベッド、食糧、日用品などを緊急に届けると同時に、医療拠点を立ち上げて支援した。2025年1月から二段階目の配付が行われる。(11月28日〜12月6日)

ジンバブエ
Zimbabwe

●干ばつが食糧危機を加速させているため、政府は象を捕殺して食料にする計画を発表したため、慈済は生命を守るモットーの下、11月下旬から二段階に分けて、順次600トンのトウモロコシ粉を7つの州の3万世帯に配付する。(11月下旬より)

アメリカ
United States

●慈済が海外に設立した初めての支部であるアメリカ慈済の志業は12月に満35周年を迎え、ボランティア精進キャンプを催す他、『家譜(家系図)』シリーズの書籍を発行する。また、慈済のアメリカ社会への貢献を表彰するために、12月21日にホワイトハウスはアジア系アメリカ人代表の張克塵氏をバイデン大統領の代理として派遣し、祝辞を贈呈する。(12月21日)

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