五月の出来事

05・04

慈済基金会はポーランドでのウクライナ難民支援で、本日、「ポーランド女性キャン基金会」と慈善活動に関する協力の契約を交わした。双方は共同でウクライナ女性と子供がポーランドで医療やカウンセリング、生活適応能力、教育、安全、衛生、生活環境面へのケアを支援する。

05・06

慈済基金会はポーランドでのウクライナ難民支援で、本日、初めてワルシャワで3回配付活動を行い、一人につき2000ズウォティ(約6万円)のプリペイドカードを配付して合計621人を支援すると共に、「ウクライナ難民を支援する愛の歌・慈済ワルシャワ慈善コンサート」を催した。ウクライナ難民の子供たちとミュージシャンが歌と楽器で故郷への想いと平和を望む気持ちを表現した。

05・07

慈済基金会は本日、ポーランド・ポズナン市で2回プリペイドカードの配付活動を行なった。ポーランドに住んでいる台湾人や台湾からの留学生、華僑系学生及び現地のポーランド人たちと被災者雇用を受けた11人のウクライナ人ボランティアなど合計37人がウクライナ難民に同カードを配付した。

05・08

◎慈済56周年「仏誕節、母の日、慈済デー」の3節を合わせた灌仏会は、益々厳しくなるコロナ禍の影響で、花蓮静思精舎と台北臨済護国寺を主会場にして、大愛テレビとソーシャルメディアを通じてライブ発信する形式で行われた。海外での灌仏会は、それぞれの国のコロナ情勢に沿ってコミュニティーで催されたり、ボランティアたちが家からオンラインで参加したりした。世界48の国と地域の266の地域道場から約14万人が参加した。


◎慈済日本支部の灌仏会は、政府のコロナ対策に合わせて2年間行われなかったが、今年は以前のように催された。午前は台湾花蓮の静思精舎とオンラインで繋いで行われ、午後は地域の民衆が参加すると共に、「親孝行活動」が行われた。また、16日は代々木公園でホームレスたちのために灌仏会を行ない、合計252人が仏恩を受けた。

05・09

台湾のコロナ禍は益々厳しくなり、新北市新店区、文山区の慈済ボランティアは本日より台北慈済病院が主に対象としている新店、平渓、双渓、芦洲、貢寮、瑞芳などの地区への支援を始めた。在宅隔離している新型コロナ肺炎の陽性者ケアでは毎日8人が交代で、電話で健康状態を聞くと共に情報を提供している。

05・12

慈済アメリカ総支部は、メリーランド州ボルチモア市で開催された全米災害ボランティア支援団体ネットワーク(NVOAD)の年次総会に参加した。即席飯やエコ毛布、貫通防止靴など「慈悲の科学」技術を使った製品を紹介すると共に、地域の災害救助モデルに関する交流が行われた。

05・14

ポーランド国内にいるウクライナ難民支援で、慈済基金会は14日と15日、ワルシャワの聖ヨナ・ボスコ教会で難民に対するプリペイドカードとエコ毛布の配付活動を8回行った。その他、ドイツ、オーストリア、オランダの慈済ボランティアがポーランド・ルブリン医科大学の学生及び被災者雇用を受けた難民と合流し、14日はワルシャワ近郊のピアセチノ市レシュノボラ、そして16日からは5日間続けてルブリン・カリタス基金会でウクライナ難民に同カードと毛布を配付した。

05・15

慈済カナダイースト支部は4月末に続き、神の母のキリスト正教会と協力して、戦争から逃れてきたウクライナ人移民ケアの一環として、本日5世帯にプリペイドカードとエコ毛布などの物資と共に、世帯のニーズに沿って台所用品や買い物キャリー、電気給水ポットなど生活用品を配付した。その中の2世帯は会場に来ることができなかったため、神父が代理で受け取った。

05・16

慈済大学は16日と17日にそれぞれ、ウクライナのマリウポリ州立大学とウクライナカトリック大学とオンラインで協力の覚書を交わした。将来、慈済大学はオンラインで授業と教師や学生との交流、共同研究、学生の短期間研修などを行う。

05・17

慈済基金会はイスラエル国際人道支援フォーラムとオンラインで協力の契約を取り交わした。今後、ルーマニア、モルドバにいるウクライナ難民を支援する。

05・21

慈済基金会は引き続き行われているポーランドのウクライナ難民支援で、本日ポズナン市タルノヴォでプリペイドカードと毛布を配付した。慈済は3月5日にポーランドで1回目の配付活動を行なってから、5月21日までにルブリン、ポツナン、ワルシャワ、シュチェチンなどで、80回余りの配付活動が行われ、プリペイドカード、エコ毛布、寝袋及び食糧などの物資が2万人余りに提供された。

05・22

慈済マレーシア支部が運営管理しているタイランポーコミュニティセンターの改装工事が完了し、本日除幕式が行われた。当施設はペナン州政府とペナン島市政府が提供したもので、児童学習塾や多目的ホール及び電子図書館として利用されている。

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