九月の出来事

09・03

花蓮慈済病院は3日と4日、25人の専門家や学者を招いて、第14回パンパシフィック国際幹細胞及び癌研究オンライン討論会を主催した。内容は幹細胞療法の最新研究報告及び新薬の開発などで、国内外の約150人が参加した。

09・05

政府内政部は「2022年宗教団体表彰大会」を花蓮県台湾原住民族文化会館で行った。慈済功徳会は15年連続して「宗教公益賞」を受賞した。

09・09

慈済フィリピン支部は国家原住民委員会(NCIP)と協力合意書にサインし、各地の原住民への支援を強化することになった。

09・10

「2022年国際慈済人医会年次総会」が10日と11日、花蓮静思堂で開かれた。テーマは「情が通った防疫・智慧のある生活」で、台湾の会員約100人が花蓮で参加し、世界22の国と地域の2000人余りの会員とオンラインで互いに学び合い、交流した。

09・12

慈済基金会台中静思堂が行政院環境保護署の「環境教育施設」の認証を受けた。8月16日に認可され、12日除幕式が行われた。

09・13

慈済基金会は高雄市政府教育局、国立科学工芸博物館と共に、高雄静思堂で「EST環境教育ボランティア養成講座」を合計9週間、27回に分けて行う。13日が始業式で、来賓も含めて約140人が参加した。

09・15

◎行政院農業委員会水土保持局花蓮分局が「2022年度防減災策略連盟及び教育深掘り討論会」を慈済花蓮静思堂で催した。慈済基金会は当分局、経済部水利署第9河川局、花蓮県消防署など12の部署と共同で、「花蓮県防災策略連盟協力合意書」に署名した。災害時の支援を臨機応変に行う、防災と救援に関する経験を分かち合う、防災教育を推進するという内容で合意した。

◎慈済大学模擬医学センターは15日から18日まで模擬手術講座を開き、15日に8人の「無言の良師(献体)」が提供された。慈済大学やシンガポール南洋理工大学などの医学生32人と慈済病院の医師45人及び花蓮県消防署上級救急技術員らが参加した。19日に「送霊」、感謝追悼式、入龕式が行われた。

09・17

桃園慈済ボランティアは桃園防災教育会館と共同で「国家防災月」の宣伝活動を行った。「防災マーケット」など問題をクリアする面白いゲームを通じて、親子に環境保護を訴え、防災と救援に関する考え方と知識を教える。ボランティアがブースを設け、大衆と交流した。17日一日で1734人が参観に訪れた。

09・18

◎18日14時44分、台東県池上郷でマグニチュード6・8の地震が発生し、花東地区で多くの建物が損壊し、多数のけが人が出た。玉里慈済病院は大量負傷者緊急対応体制を取り、救助作業を行った。花蓮慈済病院の呉彬安副院長は医療スタッフと職員合わせて12人を連れて、18時30分に玉里慈済病院に到着し、救急医療を支援すると同時に、関連機器の修理と調整を行った。

◎慈済基金会は「0918池上地震」に対応して、15時過ぎに防災指揮調整窓口を開設し、支援体制を始動させた。花蓮本部の職員とボランティアたちは、エコ食器とジンスー多機能福慧ベッド、毛布などの物資を玉里に輸送すると同時に、玉里静思堂に支援センターを立ち上げ、被災者用に緊急災害支援ホットラインを開設した。その他、慈済ボランティアは軍と協力して、住民や旅行客が玉里町役場にある中正堂を緊急避難所として利用できるようにすると同時に、キッチンカーを手配して温かい食事を提供し、救助隊員にエネルギー補給をしてもらった。

09・19

◎花蓮静思精舎は「安心祝福セット」10組、「安心祝福ギフト」20袋、ティートゥリーオイル消毒液150本を準備し、各種野菜と食品と共に、5人の精舎の師父と職員、ボランティアが玉里町に「0918池上地震」の被災者たちに届けた。

◎「2022年ニューヨーク市気候週間」活動が19日から25日まで行われた。慈済アメリカ総支部とニューヨーク支部は共に呼応すると同時に、米国気候行動ネットワーク(USCAN)など6つのNPOと協力し、マンハッタンにある慈済大愛人文センターが「全面的に対処する気候変動サミット」系列の活動を催した。22回に及ぶ座談会を通して、食糧システムの危機と解決方法、気候変動、宗教と信仰、人類共通の未来への展望などに焦点を当てた。

◎慈済基金会はボニオー(boniO)株式会社と共同で、第2回「環境保護防災勇士PK戦」と題したeスポーツを主催する。台湾、シンガポール、アメリカ、カナダ、マレーシア、インドネシアから個人参加の各年齢層の民衆を招く。競技はオンラインで行われ、国際カップの予選と決勝があり、本日より12月28日まで参加を申請することができる。

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