１０・０１
慈済日本支部は石川県輪島市で「仕事を与えて支援に代える」清掃活動を展開した。地元の住民に呼びかけて、能登豪雨被害の支援に参加してもらい、被災家屋の清掃を行った。三日間で７世帯の清掃を行い、延べ１８人の被災住民と共に東京、大阪、地元ボランティア１５人が参加した。
１０・０２
４７年来初めて台湾の高雄に上陸した台風１８号は、高雄、屏東、基隆、北部沿岸地帯に被害をもたらした。２日から１７日まで１８０００人のボランティアを動員して災害復旧作業に当たった。
１０・０３
慈済カナダ支部はアーケイディア・フードバンクと協力して、コロナ後のインフレに対応して、生活が困窮した英コロンビア大学（ＵＢＣ）の学生を支援している。本日、慈済大愛農場で栽培されたカボチャ１３０００ポンド（約５９０キロ）を当フードバンクに寄贈した。
１０・０４
慈済タイ支部は、続けて雨季の豪雨と台風１１号（ヤギ）による災害支援を行った。甚大な洪水被害を被ったチェンラーイ県の被災住民に対して、９月初めの災害視察に続き、本日からチェンラーイ県の県庁所在地であるムアンチェンラーイとメーファールアン地区で二度目の視察を行い、見舞金の配付を評価した。
１０・０５
ハリケーン・ヘレンが９月２６日、米フロリダ州に上陸した後、６つの州に強風と豪雨による甚大な被害をもたらした。フロリダ州オーランドの慈済ボランティアは５日、タンパ市で被害調査を行った後、１５日に再び訪れて被災者リストの作成を始めた。また、ノースカロライナ州の慈済ボランティアは１４日から１８日まで甚大な被害を受けたバンコム郡アシュビルとその周辺地域を視察し、災害状況の情報収集とその後の支援計画を立てると同時に、被災住民に毛布を配付した。
１０・０８
慈済ミャンマー連絡所は台風１１号（ヤギ）による甚大水害被災地への支援で、本日から２２日まで「仕事を与えて支援に代える」活動を行い、一人につき一日４万チャット（約２９００円）を支払うことで、タトコン町の被災住民がボランティアと共に村や家々の清掃を行った。参加者は延べ５５２１人に上った。また、２０日から２７日まで、見舞金と生活物資セットの配付を６回行った。物資には、エコ毛布、ゴザ、バケツ、歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸、洗濯石鹸などが含まれている。２７日からはソーラーパネルを配付して、被災者世帯の生活再建に役立てた。
１０・１１
ハリケーン・ジョンが９月末に二度に亘ってメキシコのグエレロ州に上陸し、洪水と土砂災害を引き起こした。慈済ボランティア一行３人は１１日、アカプルコ市で被害調査を行った。
１０・１３
スリランカは連日の豪雨で至る所で冠水し、コロンボの慈済ボランティアは、１３０食の炊き立て弁当とビスケットを被災したミラニヤ地区の１０５世帯に届けた。
１０・１４
２年に一度のアジア太平洋防災パートナーシップ（ＡＰＰ・ＤＲＲ）が、１４日から１８日までフィリピンマニラ国際会議場で開かれた。テーマは「２０３０年に向けて、アジア太平洋地域で災害リスク軽減を加速する意欲を高める」。慈済基金会とフィリピン支部合わせて１８人が活動に参加した。期間中、他の団体との交流に努め、防災、減災、災害支援など関連事項の共有を深めると共に、国際的な防災や災害支援の新知識とテクノロジーを学んだ。
１０・１７
第２９回ＡＴＡアジアテレビ大賞で、慈済人文志業が３つの項目でノミネートされた。ベストサポートアクトレス賞部門で、作品「打怪任務」の黃瀞怡（フワォン・ジンイー）さんと「你準備萌芽了嗎？」の劉曉憶（リュウ・シアオイー）さん、ベストサポートアクター賞部門で、「你準備萌芽了嗎？」の沈昶宏（スン・ツァンホン）さんがそれぞれノミネートされ、１１月にインドネシアで受賞式が行われる。
１０・１８
大愛テレビ番組「青春愛読書」の司会者、謝哲青（シェ・ヅァチン）さんが、第５９回金鐘賞で生活品位のある番組司会者賞を獲得した。審査員たちは、「青春愛読書」の豊富な内容を評価した。その広さと深さは、ネット情報が溢れる時代で、新たに多くの本を読むことで、長い道のりを歩む可能性を示した。
１０・１９
◎慈済インドネシア支部は、北ジャカルタ州ペンジャリンガン町カマルムアラ村で五段階目の「貧困支援建設プロジェクト」を完了した。本日、８世帯の村人が入居した。また、慈済が支援建設したヌルルイスラム学校とヌルルバハールモスクの除幕式が行われた。
◎インド慈済仏の国プロジェクトチームは、マレーシアとシンガポールの慈済人医会と共に、１９日と２０日の二日間、ブッダガヤのプラボーディにあるウルベラの森の瞑想センターで初めて施療活動を行った。内科と中医の施療で８６１人の村人や僧が訪れた。医療チームはマレーシアとシンガポールからの４人の中医と４人の内科医の他、８人の現地医師と１人の薬剤師によって構成された。
１０・２１
ハリケーン「ミルトン」は豪雨と竜巻を伴って、米フロリダ州の西海岸一帯に大きな被害をもたらした。マイアミの慈済ボランティアは本日、甚大被災地のセントルイス郡で被害状況を理解した後、後続の支援活動を計画した。
