十月の出来事

10・01

慈済基金会仏国プロジェクトチームは6月から、毎月第一日曜日をインド・ブッダガヤ慈善配付日と定めた。本日までに21のケア世帯案件が成立した。

10・02

グアテマラ・ゾーン7にあるナランホ橋の下は、9月25日にラスヴァカス河が増水したことで、そこに建てられていたブリキ小屋に浸水し、住宅の損壊と人的被害が発生した。慈済ボランティアは9月28日に緊急視察を行うと共に、被災世帯に見舞金を届けた。そして本日再び訪れて、黒豆、オートミール、米ぬか、毛布、トイレットペーパーなどの民生品を79世帯に配付した。

10・05

慈済基金会は、モザンビークのサイクロンイダイ中長期支援プロジェクトで、5日と6日、ソファラ州ニャマタンダ郡で支援建設していたメトゥシラ大愛村とンディジャ大愛村で22世帯に対して、二回目の住居交付式典を行なった。

10・06

◎慈済トルコ連絡拠点は6日、イスタンブールのエユップスルターン区文化センターで、そして7日にはマンナハイ国際学校で貧困家庭を対象に買い物カードの配付を行い、600世帯余りが恩恵を受けた。今回は、慈済が市政府及び社会緊急支援協会と協力して行われた初めての活動で、市政府の社会福祉局が配付リストを提供し、慈済が後続の訪問ケアを担当した。

◎慈済基金会は6日、台東県政府社会福祉局からの連絡で、蘭嶼郷が中型台風コイヌで甚大な被害を被り、物資の支援を必要としていたことを知った。慈済は直ちに即席飯と即席五穀雑糧、福慧粥などを調達し、150箱の食糧を台東富岡漁港に届けた。また、慈済ボランティア2人と職員が空路で蘭嶼へ視察に行き、被災者のニーズを聞き取った。物資は7日に蘭嶼の開元港に着き、郷役場が6つの部落への物資の配付を手伝った。

10・07

◎アメリカ・カリフォルニアの慈済ボランティアと慈青がサンホセ・ベジタリアンフェスティバルに参加した。本日、シーザーチャベス広場で出店を設置し、大愛感恩科技の製品を展示して、菜食と環境保全の理念を訴えた。

◎イギリス・ロンドンの慈済ボランティア10人余りが、ロンドン北部にあるローズエイカーズ養老院を訪問し、高齢者ケアと同時に、娯楽パフォーマンスを披露した。

10・08

◎アメリカ・ピッツバーグで慈済人医会が設立された。許盛彦医師が幹事長、蔡逸傑(ツァイ・イジェ)さんが副幹事長に就任すると共に、第一回歯科の施療活動が行われ、27人の患者に奉仕した。その他、ピッツバーグアメリカンチャイニーズ協会とピッツバーグ大学病院と協力して、インフルエンザの予防接種を行なった。

◎フィリピンの慈青が現地団体FEED(Fostering Education & Environment for Development)と協力して、植樹プロジェクトを展開し、60人余りが参加して、ラグーナ州にある土地に450本の苗木を植えた。

10・09

慈済ミャンマー連絡所は、10月上旬に洪水被害を受けたバゴー州の被災者ケアを行なった。ボランティアは9日、視察に向かい、10日から15日まで現地の4つの寺院と協力して、弁当とパン、ミネラルウォーターなど27000セットを被災者に配付した。

10・14

慈済基金会はジンバブエ・ザカ地区の依頼で、現地の損傷した井戸を修繕した。それによって、汚染された飲料水によってコレラなどの伝染病が引き起こされる状況を改善した。ボランティアはこれまで、34個の井戸を修繕し、更に水の浄化方法を提供した。

10・15

大愛テレビ「大愛全紀実」の特別番組『双橋記』が第7回グローバル中国語永続報道賞のプロチーム映像部類長編優等賞を獲得した。台風モラコット風災後に再建されたミンバクルと谷川の2つの橋の建設過程の映像を通して、人類と自然が共存する道を探ったものである。本日、表彰式が行われ、番組の演出と企画を行なった林建利(リン・ヂェンリ)さんと李慧智(リー・フェイヅー)さんが代表で賞を受け取った。

10・16

「2023年国連食糧農業機関(FAO)・投資と発展に関する大会」が、16日から20日までイタリア・ローマで、「農業食糧生産の形態変化による気候行動の加速」というテーマの下に開かれた。慈済基金会執行長室職員の凃君曄(トゥ・ジュンイェ)さんと杜嘉儀(ドゥ・ヂャイ)さん及び慈済青年の岑浩維(ツン・ハオウェイ)さん、呉佳倫(ウー・ヂャルン)さん、段嘉月(ドゥアン・ヂャユェ)さんら5人が代表で大会に出席し、様々な組織の国際間での食糧関係の動向を理解すると共に、将来の協力関係を模索した。大会終了後、2人の職員がカミロ修道会を訪問した。

10・20

《無量義 法髓頌》の経蔵劇(原名は《静思法髓妙蓮華》)の北部公演が19日夜のリハーサルの後、10月20日から23日まで台北アリーナで盛大に行われた。台湾オペラの唐美雲歌劇団と優人神鼓のメンバーが北部の慈済ボランティアたちと共に行われた公演は10回に上った。その中の一回目と七回目は大愛テレビを通して全世界に放送された。また、七回目はボランティア以外に、台北慈済病院の医療チームも出演した。

10・24

慈済基金会は新竹ロジスティクスと企業の共善活動において、覚書を交わした。将来、重大な被害が発生した時の配付活動で、甚大災害における防災と救済、物資の輸送などでの協力及び公益慈善活動と慈善活動の物資の管理と訓練など三大項目で協力する。

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