七月の出来事

07・01

◎慈済カナダ支部はカナダデーに五地区合同清掃活動を催し、リッチモンド、バンクーバー、バーナビー、コキットラム、サレーなどで、環境とビーチの清掃が行われた。

◎ポーランド・ワルシャワの慈済ボランティアは、1日から5日までと8日から12日まで夫々、マゾフシェ県ウォミアンキで五日間のウクライナ難民子供キャンプを催し、生活と品徳教育及び環境保護に関する講座が開かれる。

07・03

慈済インドネシア支部による貧困世帯住宅建設支援プロジェクトが、ジャカルタ市政府と共同で、西ジャカルタ・パルメラ町で展開された。2023年8月6日に郭再源副執行長がチームを引き連れて実地調査を行った後、同年10月12日に対象世帯と支援建設の同意書にサインした。本日、第一期の「吉祥アパート」と名付けられた、集合住宅の使用が始まった。

07・04

慈済基金会はブラジル・リオグランデ州の水害被災民に関心を寄せた。4日から10日まで二度目の水害視察団を結成し、サンレオポルドなど甚大被災地を視察し、配付と学校の清掃活動を行うことを決めた。

07・08

国連持続可能な開発サミットが8日から18日までアメリカ・ニューヨークで開かれる。慈済基金会から7人が代表で全日程に参加し、他の団体と共同でサイド会議も催し、持続可能な発展に関する討論を行う。

07・11

◎慈済グアテマラ連絡所は「施設に関心を寄せる」活動で、ボランティアがプログレソ州サン・アグスティン市に出向いて、慈済コミュニティ児童センターの27人の子供とグループ活動すると共に、粉ミルクと玩具などを贈り、老人ホームを慰問しておむつなどの物資を届けた。

◎慈済フィリピン支部はパロ大愛村の移管式を行った。それは2013年の台風ハイエン災害支援に由来する。慈済は緊急支援の後、中長期計画に移行し、現地政府が提供した14400平米余りの土地に永久住宅村落の建設を始めた。60戸の永久住宅と多目的ホール、セントラルキッチン、職業訓練センター、託児所などが揃っている。

◎慈済フィリピン支部は11日から13日まで、レイテ州立病院で第265回の大規模施療活動を行った。5443人の患者を診療し、そのうちの86人は甲状腺腫瘍やヘルニアの手術を受けた。

07・13

8日、ハリケーン・ベリルがアメリカ・テキサス州を襲った。多くの住民は停電によって冷蔵庫の食べ物が腐敗し、生活に支障が出た。慈済テキサス支部は、ヒューストン・フードバンクと協力し、大量のボランティアを動員して災害応急物資の整理と梱包を手伝った。13日と27日には支部で被災者に野菜や果物を配付する。

07・16

◎慈済基金会は能登半島地震被災者ケアにおいて、炊き出しに続いて「仕事を与えて支援に代える」活動、慈済カフェでの奉仕などを行って来た。四回の見舞金配付活動は、5月17日から順次、穴水町、能登町、輪島市、中能登町、珠洲市、志賀町で行われ、世帯人数に合わせて13万円、15万円、17万円が届けられ、被災者は実用的支援として目前の困難を乗り越えることができた。四回27会場で11302世帯の24255人が受け取り、期間中に動員されたボランティアは日本と台湾を合わせて延べ1141人に上った。

◎慈済基金会は能登半島で地震が発生すると、数日後には日本支部がチームを結成して視察に向かった。1月13日からの穴水町での炊き出し、「仕事を与えて支援に代える」活動や慈済カフェなどの奉仕が続いた。6月25日までの統計によると、13097食の炊き出し、10028杯の温かい飲み物の提供、「仕事を与えて支援に代える」活動に参加した数は延べ220人となっている。また本日、金沢工業大学に通う被災世帯の学生48人に助学金が支給された。

07・18

3月に水害が発生したケニアで、慈済基金会はラブ・ビンティ・インターナショナルと協力して、現地の慈善機構「希望の光」と共に引き続き被災者ケアを行っている。5月にクワンザで配付が行われたのに続き、本日より20日までブシア・カウンティのブンヤラにある五つの被災者避難用テントエリアで1900セットの食糧パックが配付される。

07・19

台南市山上工業区にある産協企業公司の工場で大火が発生し、41台の消防車と86人の消防隊員が出動して消火に当たった。慈済ボランティアは消防署の知らせを受けて、チームを現場に派遣し、指揮センターとボランティア奉仕拠点を設置して、ミネラルウォーターやスポーツドリンク、ココナッツウォーター、常温保存牛乳、アイス、菜食弁当などを消防隊員の体力補充に提供した。

07・24

台風3号は強風と大雨を伴って来襲し、満潮時に重なって高潮が発生した。25日の早朝に台風が上陸する前日には既に台湾全土で被害が伝えられ、住民が避難所に入った。慈済基金会はケアと緊急支援を展開し、24日の昼、静思精舎の師父たちがボランティアと共に炊き出し弁当を佳民小学校に避難していた住民に届けた。また、屏東県では政府の要求に応えて、高雄静思堂から40枚の福慧エコ間仕切りテントを避難所になっている三地門体育館に届けて設置すると共に、各地の慈済ボランティアは現地のニーズに沿って人員を動員して支援した。

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