国境なき愛

花蓮本部で毎月一回、慈済志業計画推進委員会が開かれるが、二月二十九日は世界中の慈済ボランティアとオンラインで分かち合った。モザンビークからはサイクロン•イダイ後五年目を迎えた再建状況と、慈済が参加した六回目の国連環境大会についての報告、及び中国公益奨を獲得したばかりの「側弯症の赤ちゃんケア」といった内容だ。その翌週は、ちょうどグローバルボランティア精進日にあたり、慈善志業の執行長が、現在の地球環境の下で、慈済がこれら項目を推進するに当たっての困難と切実性を指摘した。

六十七の国と地域に在住する慈済人は、長期的に現地に深く関わり、重大な災害には支援に駆けつけている。「善行に休みはなく、大愛に国境はない」をモットーに世界で活動し、五十八年にわたって慈済の歩みを刻んできた。

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