四月の出来事

04・01

慈済基金会はポーランドのルブリン県でウクライナ難民を支援しており、本日、1500枚の寝袋をルブリン赤十字社に贈呈した。2日と3日にはルブリン医科大学と赤十字社が設置した収容所及びカリタス基金会の収容所でエコ毛布とショッピングカードを451人に配付した。

04・04

コロナ禍で2年間開催されなかった国連多信仰諮問委員会(IATF)の信仰組織評議会(MFAC)年次総会が本日、アメリカ、ニューヨークのマンハッタンにある慈済大愛人文センターで開かれた。慈済は2021年12月に委員に任命され、2022年1月1日より2年の任期で評議会の4人の合同主席の1人となり、本年度の総会を開くことになった。

04・06

慈済基金会は防疫人員の安全を気遣い、6日から順次、防疫物資を中央警察大学と海洋委員会海巡署、内政部移民署、台北市警察局信義分局、基隆市消防局及び警察局などの機関に合計7000個のマスクと23900回分の簡易検査キット、700リットルの消毒用アルコール、1500枚の隔離ガウン、2000個の防護フェースシールド、200個の安心祝福バッグを届けた。

04・09

◎マダガスカルは1月下旬からアナ、バツィライ、ドゥマコ、エムナティという4つのサイクロンに襲われた他、長期的な干ばつで食料が酷く不足した。慈済基金会はマダガスカル・ライオンズクラブと協力して、当クラブの会員が9日から12日までマナンジャリで、最も甚大な被害を受けた4つの村落に対して、米と豆、砂糖、石鹸等の生活物資を1460世帯に配付した。


◎慈済アメリカ総支部は「全米慈済青年コミュニティーデー」を創設した。全米の慈青(慈済青年ボランティア)が9日と10日にコミュニティーケア活動を行ったが、ジョージア州のアトランタ大学とテキサス大学オースティン校の慈青はそれぞれ、9日に菜食を広める料理コンテストを催し、オースティンのフードバンクで食品の梱包を手伝った。

04・13

慈済基金会は高雄市政府に12000台の家庭用火災報知器と87床のジンスー多機能福慧ベッド、225枚の毛布を寄贈した。これは消防隊員の災害救助機能と住民の居住における安全を向上させるのが目的である。本日、慈済高雄静思堂で寄贈式が行われた。

04・14

11日、南アフリカのダーバン地域が豪雨に見舞われ、深刻な水害が起きた。慈済ボランティアは災害調査を展開し、14日に米や野菜などの食材をマチョベニ、クラルウォーター、デマト、ウラムジク等のコミュニティーケア拠点に提供した。また、被災者に炊き出しを行うと共に、避難所となったヌルングウェニ・ホールで毛布と食糧、衣類等を161人の被災者に配付した。

04・16

慈済が長年にわたって道徳教育を行い、感謝と尊重、愛の理念を広めて来たことに対して、モンロヴィア市政府はアメリカ慈済教育基金会を表彰した。

04・17

◎慈済基金会は行政院環境保護署、台北市政府工務局と共同で、「2022アースデー、グリーンライフへの共鳴、環境に優しい菜食ファミリーデー」活動を催し、本日、大安森林公園での舞台劇、ミュージックパフォーマンス、絵本及び各種エコに関する宣伝ブースを通じて、智慧に満ちたグリーンライフ理念を呼びかけた。


◎慈済台南支部と市政府環境保護局はアースデーに呼応して、「我々の惑星に投資✕環境に優しいピクニックデー」活動を催し、7日に先ず記者会見でグリーンライフの方法を解説し、本日、奇美博物館で回収資源から作られたゲームブースを通じて、物を惜しんで愛する理念を呼びかけた。

04・20

慈済基金会はウクライナ難民支援として、今日、50人のボランティアを動員して慈済内湖連絡処で、外交部がポーランド支援として送る2万枚のエコ毛布の梱包を行った。

04・21

慈済基金会はダウン症基金会の要請を受けて、基金会の社会福祉スタッフや教員、看護スタッフのために3000回分の「Ⅴトラスト新型コロナウイルス抗原検査キット」を提供した。

04・22

慈済基金会と高雄市教育局、国立科学工芸博物館は三者間で「環境教育合作覚書」を交わし、5年間の環境教育合作プロジェクトの始動に協力することで、学童の環境教育知識と理念の強化を期待している。

04・24

慈済は創設56周年を迎え、本日(旧暦3月24日)、感謝祝福会が行われた。その内容は薬師法会、「静思法脈・困難を乗り越えた当初」、心の通う座談会などで、全世界の慈済ボランティアや会員とオンラインで繋ぎ、慈済が歩んできた出来事を振り返ると共に、コロナ禍と戦禍が早く収まることを祈り、ウクライナやシリアなどの難民を祝福した。

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