愛のこもったワクチンが学校を護る─慈済基金会が新型コロナのワクチンを購入して寄付

9月22日、学校でのワクチン接種初日、接種を申請した台南慈済中学校と高校の999人の生徒が、医師の問診後にワクチンを接種した。(撮影・黄筱哲)

台湾全土の学校では、一回目のBNT新型コロナワクチンの接種を、十月中旬までに終えた。十二歳から十七歳までの学生が保護力の基本を得たことで、学校内の感染拡大も防げる。ワクチンを手に入れるのは容易な事ではなかった。

鴻海永齢とTSMC、慈済基金会は共同で、様々な困難を乗り越えて買い付け、寄付した。また、全世界の愛を携えた人たちが、慈済基金会と共に膨大な経費を負担した。大学生とサラリーマンはアルバイト代や給料を寄付し、ビジネスリーダーたちが率先して模範を示した。市井の商店はチャリティー販売で、海外在住の人々は故郷を思って、支援した。慈済基金会の長期ケアを受けているシリア難民も惜しみなく寄付し、善で善の恩返しができた。

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