三月の出来事

03・01

慈済基金会と慈済大学は、宗教団体のシカゴ・ヴィヴェカーナンダ・ヴェーダーンタ協会と共同で、即日より12月31日まで、オンラインで英語による仏教講座を開く。日本の京都大学と東北大学、台湾法鼓文理学院及びアメリカ・ハーバード大学、ナロパ大学、ニューヨークのユニオン神学校などから教授や学者を講師に迎える。講座の内容は仏教の起源と核心概念、初期の仏教の発展、仏教後期の発展と仏教現代主義、当代社会の仏教、世界変革者としての仏教などである。

03・02

◎慈済基金会は中正静思堂で正式に、第二期「マンナハイの約束」と題したシリア難民への中国語学習伴走プロジェクトと第一期「異郷の愛」と題したタイ北部での中国語学習伴走プロジェクトを開始した。国立師範大学教育学院の中国語教育学科のカリキュラムに基づくコースに、本日は75人が出席した。

◎静思書軒は拓凱教育基金会と共同で、初めて台中の慈済東大静思堂において、「二十一世紀の教養觀――如何にして多元的に変化する世界と歩調を合わせるか」というテーマの下に講座を開いた。国立中央大学認知神経研究所の洪蘭(ホン・ラン)教授が招かれて、子供に教養を身につけさせる考えと方法について話した。360人が参加した。

03・03

◎北部慈済人医会は、2004年から台北市政府労働局と協力して、外国籍労働者の健康ケア活動を行っており、これまで延べ1万6千人が恩恵を受けた。本日、台北駅で本年度第一回の活動を催し、歯科、耳鼻咽喉科、内科、産婦人科、心身医学科、中医学科などの診療と共に、腹部と産婦人科のエコー検査が行われた。

◎チリ慈済連絡所は、華僑懇親会の友誼会館で新春祈福感謝会を催し、参加者100人余りが訪れた。責任者の呉惠蘭(ウー・フウェイラン)師姐が、大衆の慈済に対する護持を感謝すると共に、慈済のビニャ・デル・マール火災被災者支援を呼びかけ、711万ペソの募金を集めた。

03・07

慈済基金会は桃園八徳静思堂で、「慈済緊急災害支援物資貯蔵管理教育講座」を開いた。劉效成(リュウ・シァオツン)副執行長を先頭に、総務所と慈発所及び防災関連業務の職員60数人が参加した。この「クラウド貯蔵システム」は新竹物流会社が開発したもので、無償で慈済に提供している。

03・10

◎国際仏教連盟(IBC)主席のラマ・アワング・テンジン・ギャソ氏と災害支援所秘書のナワン氏一行が、本日慈済インド・ブッダガヤ連絡所を訪れ、仏国プロジェクトチームの蘇祈逢(スウ・チーフォン)師兄と医療チームボランティアの林金燕(リン・ジンイェン)師姐が出迎え、慈済の由来及び当地で進めている慈善や医療などの志業活動の足跡を紹介した。

◎慈済ドミニカ連絡所は設立25周年の記念行事を行い、120人余りが参加した。

03・11

◎慈済基金会とエアリンク(航空輸送と物流のNGO)が共同で主催する「第二回アジア太平洋地区非営利団体のための人道支援物流防災ワークショップ」が11日から15日まで新店静思堂と花蓮静思精舎で開かれた。

◎第68回国連女性の地位委員会(CSW68)が11日から22日までアメリカ・ニューヨークで開かれた。慈済基金会の代表チームは全日程に出席すると共に、多数のインタラクティブ・ダイアローグを主催した。

03・12

新北市政府消防局主催で、慈済基金会と台湾大学気候災害研究センター共催の「新北市2024年第49期防災士養成講座」が、12日と13日に板橋静思堂で開かれた。新北市副市長の朱惕之(ヅウ・ティーヅー)氏と慈済副執行長の濟舵(ヂー・ドゥオ)師兄が開講式を主宰した。慈済が受け持つ本年度の新北市防災士養成講座は、3月6日から第47期が始まり、11月下旬まで23回開かれる。

03・13

慈済基金会仏の国プロジェクトチームは、ネパール・ルンビニ文化都市第11区のサドハワ村で、「米貯金箱の里帰り」活動を行った。当村で20世帯の住民が呼応して、合計63キロの米を寄付した。当日、他の5世帯が新たに参加して米貯金箱を受け取り、活動を盛り上げた。

03・14

慈済マレーシア・マラッカ支部は国家衛生研究院、国立科学工芸博物館と共同で、マラッカ静思堂にて「防疫戦キャンプ」の巡回展示会が催され、マルチメディアを通した体験とレベルクリアゲームによって、デング熱や流感、新型コロナなどの病気と予防法を紹介した。展示会は2024年3月14日から5月17日まで開かれる。

03・15

慈済基金会2024年外国語チーム・ルーツ探訪研修会が、15日から17日まで花蓮静思堂と静思精舎で開かれ、75人が参加した。そのうちの10人は外国籍で、ロシア、日本、インド、インドネシア、ベトナムの人たちである。

    キーワード :