十二月の出来事

12・01

◎慈済基金会ネパール志業発展ケアチームは本日、ルンビニガーデンで歳末祝福会を開いた。3日に第一回冬季配付活動を行い、6世帯に米と食用油など食糧と布団、バケツなど日用品を支給した。16日にはルンビニ・ギアンプラバ学校とシッダールタ小学校で、生徒たちに文房具と防寒衣類の配付が行われた。

◎慈済ポーランド・ワルシャワボランティアチームは台湾やアメリカ、トルコなどからのボランティアと一緒にオルシュティンで、児童希望基金会と共同で、ウクライナ難民家庭にデビットカードを配付した。

12・03

慈済基金会第6回「Fun大きな視野で未来に向けて 青年公益実践プロジェクト」への参加申請が9月12日から10月28日まで行われた結果、214チームが申し込んだ。そのうちのインドネシア、日本、ブルネイ、フィリピン、マレーシアなど11の国と地域に対しては、11月18日に第一回審査で入選者を発表し、12月3日と4日に会場での参加とオンラインによる方式で決勝審査が行われた。

12・06

イギリス公共放送ニュース(BBC News)は本日、ホームページで「2022年トップ100人の女性」の名前を発表した。彼女たちは全て世界各地に最も大きな影響力があり、啓発性のある女性である。證厳法師が仏教慈善家の誉を受け、当代台湾仏教発展史に影響を与えた人物の一人として選ばれた。また、慈済を創設し、人道精神を実践して来たことで、「アジアのマザーテレサ」と称されている。

12・07

慈済基金会はモザンビークのサイクロン・イダイ災害支援で、被害が大きかったソファラ州に4つの大愛村を建設した。そのうちのニャマタンダ郡ティカ町に建設されたンデジャ大愛村は7日に第1期12戸の入居式が行われた。また、ニャマタンダ町のクラ大愛村は12日に第1期17戸の入居式が行われると同時に、エコ毛布とジンスー多機能福慧ベッド兼テーブルと椅子及び福慧お年玉などが入居祝いに贈られた。

12・09

◎カミリアン修道会のインド人のクリアン神父、ブルキナファソのブラザー・カボレ、台湾霊医会会長兼法人会長の黃浩然神父、CEOの安恒立神父、羅東聖母病院の馬漢光院長、当院社会福祉担当兼募金センターの李麗秋主任らが、慈済新店静思堂に證厳法師を訪ね、宗教間を超えた善行とコロナ禍や難民支援に関して話し合った。

◎『静思法髓妙蓮華』の経蔵劇が9日から11日まで高雄ドームで5回公演された。唐美雲台湾オペラ歌劇団と優人神鼓及び台湾全土の経蔵劇シードボランティアたちが参加して出演し、ライブ放送された。證厳法師は歳末の行脚の最中だったが、高雄まで足を伸ばして第三回目の公演を観賞した。

12・12

慈済基金会と国立台湾師範大学は、「『マンナハイの約束』シリア難民中国語習得伴走プロジェクト」にサインし、今月から2024年2月まで4段階に分けて進められる。本プロジェクトは慈済大学と慈済国際青年会、台湾師範大学が共同で行われるもので、中国語教師養成講座を通じて中国語教育ができる人材を培う。シリア難民学生がオンラインで中国語の教育を受けられるようにしている。

12・16

マレーシア・セランゴール州バタンカリにあるキャンプ場(Father’s Organic Farm)で土砂災害が起き、死傷者の出る大きな災害となった。慈済セランゴール支部のボランティアは当日朝から被災地の視察と慰問に向かい、午後にスンガイブロー病院にケア拠点を立ち上げて、負傷者と遺族たちを慰問すると同時に「安心祝福セット」を届けた。

12・17

「植境複合式概念館」協賛の「未來マーケット」と題した菜食活動が17日と18日、台北華山1914文化イノベーション産業パークで行われた。静思書軒を初めとする20軒を超える菜食レストランを招いて盛大に行われた。また、マイ食器の携帯と支払いのデジタル化でサステナブル環境理念を訴えた。「植境」とは、慈済基金会が支援している、菜食を広めるためのニューブランドである。

12・22

慈済伝播人文志業基金会は台北献血センター、和信がんセンター、ペガトロン、エイスースなどと共同で、「第一回関渡人文芸術ウィーク」を催す。本日より2023年1月1日まで関渡静思堂で順次、薬草園の点灯式、音楽カーニバル、菜食マーケット、人文特別展などの活動が繰り広げられ、志業パークの発展とコミュニティーの団結に期待がかかっている。

12・24

慈済基金会の台湾全土の冬季配付活動は、新型コロナの予防措置に合わせて、「囲炉(食事会)」は行わないことになったが、代わりに各家庭または定点での配付を行い、経済的弱者世帯に「慈善物資カード(物資受け取りカード)」と年越しの品物が届けられる。本日、宜蘭県羅東連絡所で一回目の活動が行われた。

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